世話の焼ける人。【国木田独歩】

16恋 ページ17

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あれ以来何処で何をしていても国木田のことを考えるようになってしまった私は、仕事に集中することでそれを何とか阻止していた。

お陰で国木田は調子が狂ったのか、あまり仕事に集中出来ていない様子だった。

出社してから退社するまで出来るだけ国木田と話さないようにする為、昼休みは与謝野とナオミとうずまきで時間をつぶし、定時になったら即帰るという生活を送っていた。

そのせいで国木田の手料理を食べられていないのが現状だがそんなこと云っていられない。

今は彼と目を合わすことさえも出来ないのだ。

｢いつまでそんなことしてる気だい？｣

｢解らない…永遠に続けてるかも……｣

テーブルに頭を突っ伏してそう云う彼女に与謝野は呆れて溜息を吐いた。因みに今日はナオミ不在だ。

｢そんなことしてたって意味ないだろ。自分の気持ちにちゃんと向き合いな｣

｢……そんなこと云ったって…｣

本当は解ってる。自分が国木田のことを好きだということ。然し自覚してしまったら、好きだと気付いてしまったら、もう後戻りは出来ない気がして。

｢恋ってのは面倒だねェ｣



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大変長らくお待たせしました！！！！

テスト期間でわちゃわちゃしてました、すみません。これからの展開、正直どうしようか迷ってます。

私先のことを考えて小説を書くのが凄い苦手で、いつもその場その場のノリで書いてしまうので後々辻褄が合わないことが多々あるんですよね…。

うーん。困った。

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