お*いよさんの妹は。

6話 ページ8

こばこださんは こ「〜」
コンタミさんは コ「〜」

手紙やメール、LI'NEの場合［〜］

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『はぁ…』

こ「昨日ちょっと荒れてたね。」


あのアスレチックから一夜明け、こばこだもといみどりと一緒に学校に行く。

『んね、めんどくさいなぁ…』

こ「これ以上荒れないといいね…」

『そうだね…あ、学校ついた。』

そう言った瞬間黙り込むみどり。

『ほんとに治らないね、人見知り。』

こくこくと頷くみどりに笑いかける。

そう。みどりは人見知りで、すごく仲良くならないと話せないし、仲良くても周りに知らない人がいると話せなくなるのだ。

だから、らっだぁに話しかけられても頷くことしか出来ない。

教室に入って席に着く。

私とみどりは前後の席なので座っても話が出来る。

『今日どっか行こうか。どこ行く？』

こ「…いつも」

みどりが話さないのはいつもの事なので
単語だけでもどこに行きたいか、
何がしたいかが何となく分かってくるようになった。

『ん、りょーかい。』

こ「あ、」

みどりが口を開いた瞬間先生が入ってきた。

先生「HR始めるぞー」

『あー先生来ちゃった…後でしっかり聞くから。』

前をむいてくだらない先生の話を聞く。

すると後ろの席のみどりから手紙が回ってきた。

こ［今日Aの家に行けって言われてるんだけど、聞いた？］

さっき話したかったのはそういう事か、と思いながら返事を書く。

［聞いてない。でも分かった。じゃあいつものところ行って一緒に私の家行こうか。］

そう書いて渡すと‪⸜( •⌄• )⸝‬という絵文字が書かれて帰ってきた。

これはみどりなりの表現で、嬉しい時にこの絵文字を使う。

早く放課後にならないかなと気持ちを込めて授業を聞いていた。

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