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晴れて高校生になった私は
毎朝龍友くんと登校していた。
龍「Aー、まだー？」
「待って！もうちょっと！」
龍「おっそ、遅刻するっちゅうねん」
「お待たせ〜」
龍「呑気にお待たせちゃうねん！これ走らな間に合わんで！！」
私の両親は関東育ちで、でもたまたま旅行先だった兵庫で私が産まれちゃって、
お母さんが産んだところで育てたいってそのまま
兵庫に住むことになったらしい。
おかげで龍友くんと出会えて、おまけにお隣さんだなんて
兵庫で産まれてよかったなーなんて思う。
でもいい事ばかりじゃなくて、私は両親の影響で
産まれてからずっと身近に耳にしていたのは標準語。
だから小学校高学年ぐらいになると当然みんな違和感を覚えて
私を変わり者扱いするようになった。
でもそんな時は必ず龍友くんが助けてくれたの。
私が気にしないように、
龍「Aはそのままでええねん。」
龍友くんのたくさんの優しい言葉でカバーしてくれていた。
そんな所がもう好きだったのかもしれない。
それから高校生に至るまで、長いような短いような
そんな時間を過ごした。
高校生になるとさっきも言ったように朝は毎日
龍友くんが迎えに来てくれて、
下校も龍友くんは部活、私はバイトをしていたから
その都合が合う日は一緒に帰っていた。
そんなある日も
龍「A〜、僕、今日部活ないから帰ろー」
「ねえ私がバイトだったらどうしてたの？」
龍「結局バイトちゃうんやろ？(笑)」
「........むかつく...」
龍「はっは、お前のことなんお見通しやねん。」
何気なく言ったんだろうその言葉にさえも
私の心は反応してしまう。
その目元をくしゃっとさせて笑うのも、
もう全部、
狡いんだよ、、
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野菜(プロフ) - かなとさん» すみません。初心者で何もわからくて(;_;)これで外せているでしょうか、、？？ (2019年3月3日 17時) (
レス) id: 0b962de2b4 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月3日 17時) (レス) id: aee8e094e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野菜 | 作成日時：2019年3月3日 17時
