3話 ページ3
うらたぬきside
俺達はみんな同じクラス。席は
坂田|俺
A|まふ
そらるさん
って感じ。班も俺たちだけだから安心して授業もできる。まぁ、視線は感じるけど
この中で1番しっかり授業を受けるであろう俺とこいつらの授業態度を見ていこう。
まず坂田。隣だから見やすくて目に付く分こいつには呆れる。とりあえずなぜお菓子くってんの?朝飯食べたって言ってたじゃん?しかも授業中なんだけど。ノート取れよ。
俺に見られてたのに気づいたのかニコニコした顔で俺の手にチョコボールを置いた。
…え?←
?「ぶふぉ」
笑い声がする方を見てみるとまふまふがその光景を見ていたのか吹きどした。あいつ…
次はまふまふ。こいつはまぁ受けてるふりをしてる感じ。ノートはまぁ適当に書いてるけど実際勉強は頭に入っていないらしくほかのノートに作詞してるやつ。無駄に器用。笑ったあいつに少し目を向けるとニコニコしながらこっそり作詞用ノートをしまってる。いや、気づいてるよ?でもお前が一番タチが悪いことにも気づいたよ。
次はそらるさん。分かるでしょ?通常運転。(寝てる。)
それを起こそうとしてるA。Aはまったくノートを取らない。バカだからとかじゃなくて理解してるから。まぁノートはとって欲しいけど。
その割にそらるさん貴方カツカツなんだから頑張れよ。
まぁ、Aは本気でそらるさんが起きないと理解してる授業もつまらなくなってくるのかそらるさんのほっぺをつんつんして遊んでることがある。
なんか、このメンツ大丈夫かな…本気で心配するレベル。
このグループの中で精神年齢が誰よりも低いAと面倒見のいいそらるさんは相性ぴったりなのだろう。
その面倒見のいいそらるさんを助けるのがまふまふって感じ。俺はとにかく坂田みてねぇーと何やらかすか分かんないから。
それなりに闇を抱えてる俺達。ここまで観察してるとそろそろ分かってるくるAの謎。高校生にもなって七時以降は遊べない理由。傷だられけの体。多分薄々そらるさんもまふも…鈍感な坂田でも気づき始めるAの現実。そろそろ向き合わないとな…
うらたぬきsideend
ーおまけー
貴方side
つまらん。授業分かるからつまらない!
あ、らるさん寝てる。
貴「らるさん?起きて!(コソッ)」
そ「んー…」
起きない。…いいや!らるさんのほっぺつんつんして遊ぶもん!
そ「や、やめ…()」
ツンツンツン…
いつの間にかつんつんしてたら4時間目の授業が終わるチャイムが鳴った。
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グレン - 初コメ失礼します、小説読ませて頂きました!!とても面白いのでこれからも頑張って下さい!!! (2018年9月30日 15時) (レス) id: 6ba2a539d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ユイさん» ぁぁ。そうだよ(なにが) (2018年9月25日 16時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - ゆきさん» 人間はそんなものです。人間と言うより日本人が陰湿なんです (2018年9月25日 1時) (レス) id: ec12abb704 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 杏さん» 残念!!1番に私の家に連れてく予定なんでダメです!!!((殴 (2018年9月25日 1時) (レス) id: ec12abb704 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 奏さんさん» 私の闇の深さが現れた作品ですほんと怖いよぉ← (2018年9月25日 1時) (レス) id: ec12abb704 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユイくん | 作成日時:2017年9月5日 8時