佐野くん。 (ページ6)

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ペットページ6

side Sano

仁王立ちする俺の前で

忙しく用意するA。

こいつとは大学一年の時に会って

それからなんだかんだで仲良くしてる。

…仲良くしてる、っつーか。

こいつ、俺いないとダメなんだよ。

だから、俺が面倒見てやってるってわけ。

もう今日から社会人だっていうのに。笑

「洗ってきた！」

そう言って戻ってきたAの前髪は額にくっついてる。

それをスッとよけると

小柄な俺よりチビなAは

自然と上目遣いになって

それですぐに顔を赤くする。

佐野「ははっ笑まだ慣れねえの？笑」

そう言ってバカにしてやったら、

顔を背けて

「慣れるものじゃないもん。」

って。笑

それ見たらなんかいじめたくなって

デコピンしてやった。笑

「痛っ！もう、佐野くんのバカ！」

そう言って俺の腕、ベシッて叩く。

全っ然、痛くない。笑

背中向けて

「もう行くよ！」

なんて言ってるコイツは

なんか小動物みたいで

俺にとってAっていうのは

まさしくペットみたいな、そんな存在。

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GENEフリスビー復活しましたね！
三代目も復活してほしいです…笑
失礼しましたm(__)m