佐野くん。 (ページ47)

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side you.

佐野「ちょっと待って、俺なの？ねぇ、俺？」

それでも私が無視し続けたら、

佐野「わっかんねー…」

って呟いてる。笑

こういう時にちょっとずつやり返しておかないとね。笑

なんて考えていたのに。

佐野「まぁいいや、俺ん家こいよ」

「え、なんでそうなるの？笑待って、今私怒ってる流れだったよね？笑」

ダメだ、笑い堪えらんなかった。笑

佐野「あ、そうだった。まだ怒ってるの？」

「いや怒ってないけど」

佐野「じゃあいいじゃん。まじで眠てー。なんでだろ」

…え、本気で言ってるのかな、この子。←

「でも歓迎会…」

佐野「夜からでしょ？余裕余裕。昼寝できんじゃん」

それ昼寝じゃないよね。

もはや夕方寝だよね。

なんて思ってたらもう歩き出してるし。

佐野「A早くしてくんない？寝る時間少なくなる」

「…本気で寝る気なんだ」

佐野「当たり前じゃん」

ほんと、佐野くんの眠気って底なし。

…たまには、昼寝も…いいのかな？←

なんかよくわからないけど、佐野くんが眠い眠いって言うから私まで眠くなって来ちゃった。

…ま、いっか！

そんな軽い決断が、このあと私たちを苦しめることになるとは。

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