佐野くん。 (ページ22)

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ツン？デレ？佐野ver ページ22

side you.

ピーンポーン

あ、きた！

さっき別れたばかりだけど

また佐野くんに会えると思うとやっぱり嬉しくて。

自分でも、今ニヤニヤしてるな、ってわかるくらい。

「空いてるよー」

そう声をかけたら

ガチャ、って音が聞こえて。

佐野「空いてるよーじゃねぇよ。
朝も鍵閉めろって言ったじゃん」

って、また心配性。

あんたは親か！ってね。笑

まぁ、嬉しいんだけど。

「大丈夫だって。佐野くんがお風呂はいってる間だけじゃん。

それに、万が一の時は佐野くんが助けに来てくれるでしょ？」

ニヤつかないように気をつけながらそう言ったら、

佐野くんはチラッて私の方を見て、

佐野「バカ、万が一のことがあっても俺は風呂の中だよ」

って言ってからプイッて顔を背けた。

珍しく照れてるのかな？笑

ちょっと顔赤い気もするけど

照れてるのか、お風呂上がりだからなのか、よくわかんない。笑

なんて思ってたら

恐るべき切り替えスピードで俺様玲於様登場。

佐野「飯。早く」

だってさ。笑

ほんと、何様なの、佐野くん。

…玲於様か。

そうは思っても、言ったら怒られるから言わないけど。

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更新深夜多くて申し訳ないです…( ; ; )

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