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広臣の気持ち ページ46

side you

重い足取りのまま病院に着いて。

「603...」

2日経っても、鮮明に覚えてる広臣の部屋。

向かう途中、あの自販機が見えて、また泣きそうになる。

あの自販機に同じ値段の水がなかったら

私たちはまた話せる関係に戻ってなかったかもしれない。

そうすれば、こんなにも悲しい想いはしなかったのかな、なんて。

今考えてももう遅いよね。

天国ってどんなところなんだろう。


病室の前について、あの時のように控えめにノックする。

コンコン


広臣の母「Aちゃん…ごめんね」

「いえ…」


息子が自分より先に亡くなって

きっと誰よりも辛いはずなのに

私の心配をしてくれるなんて

良い人だな。


広臣の…お母さんだもんね。


広臣の母「見せたいもの…これなんだけどね」


そう言って広臣のお母さんが差し出したのは、

広臣の携帯。

「これが…どうかしたんですか?」

広臣の母「開けて、みてくれる?」

「?…わかりました」

よくわからずにボタンを押すと、

ロックをかけてなかったみたいで

すぐに開いた。


「これ…」

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lightning(プロフ) - ☆凛☆さん» 初めまして!ありがとうございます!こんな作品を楽しみにしてくれる方がいてくださって本当に嬉しいです! (2017年4月13日 15時) (レス) id: 75a13d2172 (このIDを非表示/違反報告)
☆凛☆(プロフ) - 初めまして。更新楽しみに待ってます(*^^*) (2017年4月13日 9時) (レス) id: f8f8acef62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜芽 | 作成日時:2017年4月1日 21時

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