広臣 ページ37
side you
【603】
目の前には、そう書かれた扉。
扉を見ただけでも私なんかの病室より大きいことは明らかで。
緊張して、動悸が止まらない。
震える手で扉をノックした。
コンコン…
広臣「っは、はい!…どうぞ…」
私の、大好きな声。
夢にまで見た、大好きな人。
この扉の先に、広臣がいる。
ゆっくり、ゆっくり
扉を開けた。
「…」
前を向けない。
.
声が出せない。
扉を開ける前とは、何かが違って。
胸が張り裂けそう。
広臣「A……?」
その懐かしい声に顔を上げると
赤い目を見開いた
広臣がいた。
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lightning(プロフ) - ☆凛☆さん» 初めまして!ありがとうございます!こんな作品を楽しみにしてくれる方がいてくださって本当に嬉しいです! (2017年4月13日 15時) (レス) id: 75a13d2172 (このIDを非表示/違反報告)
☆凛☆(プロフ) - 初めまして。更新楽しみに待ってます(*^^*) (2017年4月13日 9時) (レス) id: f8f8acef62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜芽 | 作成日時:2017年4月1日 21時