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side omi 戻りたい ページ29

side omi


そんなことを考えていると、
騒がしい足跡が聞こえた。

ドタドタバタバタ!


多分、健二郎くんあたりかな。



健二郎「ジュース買うてきたで!」


ノックもなしに開いた扉を開けた主は、予想通りの健二郎くんだった。



広臣「あー、ありがと。そこらへんおいといてー」



健二郎「なんやねんそれー!俺、せっかく買いに行ったのに…」



あ、健ちゃんいじけてる。笑



広臣「だからありがとって言ったじゃん。笑
ってか健二郎くん、ずっとここにいるけど大丈夫なの?」笑




健二郎「何が?」

広臣「仕事とか。」

健二郎「え、今日は俺……あ!」






急に顔色を変えた健二郎くん。




あー、これは、仕事思い出したな笑




健二郎「隆二と二人で取材や…」




隆二かよ!笑



広臣「ダッシュで行けばなんとかなる!はい、頑張って!」笑



そう言って健二郎くんの背中をバチンッと叩く。


健二郎「いって!!お前覚えとけよ!!」笑




.






羨ましい、なんて。




思ってみちゃったりして。




仕事、ながらくしてないなぁ。





ほら、俺、特殊な仕事柄だから。






仕事めんどくさいなんて思ったことないし、この仕事大好きだし。





ホットロード楽しかったなぁ。


そうだ、ポッキーのCMも。


HiGH&LOWの撮影はハードだったな。








そんな事考えてたら、なんか冷たいものが手に落ちてきて。





なんで、俺、泣いてんだろ。笑





広臣「っ…戻りてえなあ…」





広い病室で、一人で泣きながら笑ってる俺は変人だろうか。





もう、変人でもいい。








プライドなんか捨てて、なんでもしてやる。




だから神様。









.




どうか、俺を元に戻して。

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lightning(プロフ) - ☆凛☆さん» 初めまして!ありがとうございます!こんな作品を楽しみにしてくれる方がいてくださって本当に嬉しいです! (2017年4月13日 15時) (レス) id: 75a13d2172 (このIDを非表示/違反報告)
☆凛☆(プロフ) - 初めまして。更新楽しみに待ってます(*^^*) (2017年4月13日 9時) (レス) id: f8f8acef62 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜芽 | 作成日時:2017年4月1日 21時

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