080 唖然 ページ32
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｢よ〜い、スタート！｣
未だにこの状況を理解し難い様子のジスは
お腹を抱えて笑っている。
時間過ぎちゃうよ〜と煽ると早速プレゼントを探しを始める。
色々迷った様子でひとつ、手に取ってこちらに持ってくる。
さて、中身は何だろうか…………
｢｢ あ ｣｣
……思わずふたり揃って唖然とする。
あろうことかこの完璧男、一つ目からプレゼントを当ててしまう。
これには私もお腹を抱えて笑ってしまった。
この人はどこまで持ってるんだろう。
｢開けてみていい？｣
｢……うん｣
さっきまでヘラヘラとしていたのに、急に緊張感が走る。
(喜んでくれるかな……)
徐ろに箱を開ける。
……中身を取り出した彼は目を大きく見開いた。
｢これ、俺が好きなブランドのピアスだ｣
｢そうなの？！ジスの雰囲気に似合うお店だなと思って｣
｢しかも欲しかったデザインのやつ、本当にうれしい…！｣
そう言って既に身につけていたものを外して
さっそく着けてくれた。
ジスの綺麗な耳で、色っぽくピアスが揺れる。
｢どう？似合ってる？｣
｢うん……すっごく綺麗で見惚れちゃう｣
｢ありがとう、大切にするね｣
余程嬉しいようで、鏡を見ながら揺らしたり
色んな角度から どう？と聞いてくるジス。
見ているこっちが嬉しくて、頬が緩みっぱなしだ。
｢やっぱりジョンハンはさすがだね｣
｢……何でジョンハン？｣
｢ジョンハンが似合うんじゃないかって一緒に選んでくれたの｣
ジスが喜んでくれたと知ったら、きっとジョンハンも嬉しいだろう。
後でジョンハンにお礼を言わなくちゃ。
そういえばジョンハンは今日は何をしているんだろう。
……ふと考えてしまって、首を横に振る。
(関係ないってば)
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malolo(プロフ) - 優さん» あたたかいコメントありがとうございます🔅優さんのお気持ちをモチベーションに書き進めたいと思います！続編を出しますので今後ともよろしくお願いします🙇 (2021年12月24日 18時) (
レス) id: 17a6b72bbe (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 毎日続きを楽しみにしています……！！最高です！ (2021年12月23日 23時) (レス) id: 12d6a4162a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：malolo | 作成日時：2021年12月18日 17時
