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006 高難度 ページ7

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そんなこんなで今年度一回目の定期テストシーズン。

部活動とバイトが禁止の2週間。

私たち四人はほぼ毎日、放課後に集まって勉強会をしていた。


とは言っても、私の成績向上のために手伝ってもらっているんだけれど。



私の苦手教科は英語と化学。

英語はジス、化学はジョンハンが中心となって教えてくれている。

スンチョルはというと、
今回は捨てる〜といってスマホゲームに熱中している。

毎回捨ててるじゃん。勉強した試しないじゃん。



「ジョンハンここの化学式って……」

「ジョンハン‪”‬先生‪”‬」

「ジョンハン水素の」

「だから先生だってば」


(め、めんどくせ〜〜〜〜〜!!)


一度ハマったら意地でもやらせる癖に
飽きるのは自分のタイミング。

またそのパターンだろう。おかげで勉強に集中できない。



「ジス〜〜〜!!化学教えてよ」

「いいけど、ジョンハンの方が確実だよ」

「いっそのこと俺みたいに捨てちゃえばいいじゃん」

「そうはいかないの!」



今回のテスト落としたら塾に入れられてしまうのだ。

あのスパルタ塾、ジョンハンが一時期通っていた
1問間違える度にお尻を叩かれるスパルタ塾に。


このユンジョンハンめ、私の親に変なこと吹き込みやがって。


それに忘れてはいけないけれど一応クラスの委員長。
謎の意地が隠れていたりもする。



「まあAがこんなことになってるのも

お前のせいなんだから、協力してあげなよ」


「わかったわかった家に塾で貰った資料とかあるし、

明日ウチ来なよ」



………家?



成績向上のためとはいえ、好きな人のお家にお邪魔するなんて難易度が高いこと私に出来るだろうか。


(どうする?普段使ってるジョンハンの部屋に入って、いい匂いしちゃったり、もしかしたら抱き枕とか使ってたり、それとも意外に部屋が汚かったり……?)



「いいじゃんいこーぜ!ユンオンマの飯食いてー」

「いいね、久々に行くし手土産何にしようか」

「じゃあ決まりーAも明日来れるよな?」





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設定タグ:SEVENTEEN , ジョンハン , ジョシュア   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:malolo | 作成日時:2021年12月16日 13時

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