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貴方side〜
先生に昨日のことを話すと、
自分の事のように悩んでくれた。
良かった…
ちゃんと話せて。
土「つまり…最近1人になると、変な気配を感じるっつーことか。」
『はい。たまにですけど…足音とかも聴こえたりとかします。』
怖いのは、それが人間なのか
妖、または怪異なのかがわからない事だ。
正体がはっきりすれば、それなりに対処は
出来るはず…
土「なァ、これからは帰るとき誰かと一緒に帰ったりはできねェのか？ほら、カンナギの娘とか。」
寧々ちゃんのことかな…
『あー…寧々ちゃんはいつも私より先に帰っちゃってますよ。それに、家は反対方向だし…』
そう答えると、先生は頭を抱えた。
土「…そうか、ならしゃーねェか…あ、だったら」
先生は何かをひらめいたのか、急に落ち着いて。
『…へ…？う、うそでしょ？』
私は先生の発した一言に驚きを隠せなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
土籠side〜
次の日の放課後〜
花「え、土籠どこ行くの〜？ずる〜い！」
外に出る支度をしていると、七番様がやってきた。
土「あァ…七番様。これからAを家まで送りに行くんですよ。」
そう言うと、七番様は驚いて目を丸くした。
花「はぁ！？なんで！？えぇー！いいなぁ〜俺も連れてってー！！「あなたは地縛霊のはずですが…」
七番様はいじけて頬を膨らませてそっぽを向いた。
花「ふーん！いいし！別に！俺だって毎日ヤシロとトイレでいちゃついてるから！！」
トイレ掃除させてるのがイチャついてるって言うのかよ…。
土「では…そろそろアイツも来ると思うので、もう行きますね。」
そう言うと、七番様は
いってらっしゃーい！と大きく手を振った。
『せ、先生！』
お、来たか。
土「よし、じゃァ行くぞ。もう他の生徒はいねェから、そんな警戒しなくて大丈夫だ。」
昨日は驚いただろうなァ。
急に俺が家まで送るといったから、コイツも驚きが顔に出てたし…。
『先生、外に出て大丈夫なんですか？』
土「あァ。もう俺はとっくの昔に依り代を壊されてるからな。もう今は"元''管理人だ。」
そう言うと、納得したように頷いた。
『…な、なんかすごい違和感ですよね…。』
土「ん？何がだ？」
答えを分かっておきながらわざと聞く。
酷ェ大人だ…
『こうやって、先生と家に帰ってるのが…』
俺は…出来るだけお前のそばにいたいよ。
土「そうだなァ。」
あァ、夕陽ってこんなに赤かったのか…。
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ろう - ちょ、ちょ、ちょちょちょ！？こ、更新停止中！？す、末永く待ってます！！ (2022年3月8日 21時) (
レス) @page9 id: 4b0c286c23 (このIDを非表示/違反報告)
トナ(プロフ) - ……え、残り十日？ (2019年4月4日 18時) (レス) id: e118241fa7 (このIDを非表示/違反報告)
はにかん - 続編キター！とっても面白いというか…甘いというか！！そんな感じで楽しみにしています！頑張って下さいね！ (2019年4月3日 0時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっしこ | 作成日時：2019年1月29日 6時
