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貴方side〜
今日の授業…
全然頭に入らなかった。
昨日のことを先生に言うべきか…
でも、心配はかけたくないし
(俺は何があってもお前の味方だから…)
朝先生に言われた言葉が頭に浮かぶ。
『……はぁー…』
先生…
準備室へ向かう足取りが、今日は
いつもより重たく感じた。
扉の前に着くと、深呼吸をしてノックをする
『…失礼します…。』
扉を開けると、いつもの席に先生はいた。
土「お、来たか。」
珈琲を飲みながら、片手に本を持って
いつも通りの先生だ。
土「どうした？立ってねェで座りな。」
そう言われて渋々ソファーに座る。
『先生…あ、あの……』
怖い…
不安がいっぱいで苦しい。
先生が隣にいるのに、喉に言葉が引っかかって出てこない…
土「A…ゆっくりでいい。な？」
あ…
先生の声が聞こえた瞬間
気が少し楽になった。
『…うっ…ぁ…は、い…』
安心して涙が溢れる。
先生が抱きしめて頭を撫でてくれる。
それだけで幸せなんだ。
土「不安だよな。苦しいよな。大丈夫だ…絶対…俺が守るから…。」
抱きしめる力が強くなって、
先生も同じ気持ちなんだと分かった。
『ぅ、あ…せ、せんせぇ……ひっ、うぅ…』
涙で先生の顔が見えない。
でも、顔を上げると
先生が両手で涙を拭ってくれた。
土「ははっ。今すげェ顔してんぞ？ほら、目が腫れねェうちに泣き止めって。」
先生の笑顔を見るだけで、
心に安心感が生まれる。
土「ほーら、涙の跡がくっきり残ったじゃねェか…ちょい我慢な。」
『…へ？…っん///あっ…せ、せんせっ///」
頬に付いた涙の跡を、先生が長い舌で舐める。
せ、先生…キスもしてない？…
『く…くすぐった…///んっ…』
土「しゃーねェだろ。ほら、目ェ閉じろ。」
あ、れ？
なんか、だんだん口元に寄ってる気が…
先生の下が唇の端に触れた瞬間、
体がビクッと跳ねた。
『あっ…せ、せんせ…く、口に舌が…』
聞かず先生は続ける。
な、なんか…久し振りだから恥ずかしい…
土「んー…どうだ？」
ど、どうって…
『は、恥ずかしくて息が出来ませんでした。』
そう言うと、先生は笑って
土「ははっ！顔真っ赤だぞ？でも、涙は止まっただろ？」
あ…本当だ。
土「前に言っただろ？俺はお前の涙を止めるんだったら手段を選ばねェって。」
そ、そうだっけ…
でも…うれしいな
『先生…ありがとう。』
土「どういたしまして。」
そして昨日の出来事を話す決心が出来た。
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ろう - ちょ、ちょ、ちょちょちょ！？こ、更新停止中！？す、末永く待ってます！！ (2022年3月8日 21時) (
レス) @page9 id: 4b0c286c23 (このIDを非表示/違反報告)
トナ(プロフ) - ……え、残り十日？ (2019年4月4日 18時) (レス) id: e118241fa7 (このIDを非表示/違反報告)
はにかん - 続編キター！とっても面白いというか…甘いというか！！そんな感じで楽しみにしています！頑張って下さいね！ (2019年4月3日 0時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっしこ | 作成日時：2019年1月29日 6時
