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土籠side〜
貴「先生…どうしたんですか？」
心配そうにAが聞いてくる。
土「…いや…ちょっと…」
急に抱きついたもんだから考えが何もなかった。
貴「…先生、誰かに見られたら危ないですよ。取り敢えず座りましょう？」
そう言ってきたので、俺はAとソファーに並んで座る。
貴「先生、考え事ってなんですか？」
Aが俺の手を握って聞いてくる。
土「…あァ。ちょっとお前のこと考えてた。」
貴「…私、ですか？」
当たり前だろ…お前のこと以外何を考えるんだよ
そう思いつつ、Aを横抱きにする。
土「…なァ。A？」
Aがこちらを向いたと同時に額にキスをする
貴「ん…先生？」
やっぱ…無理だ。
土「俺な…お前と距離置こうとしてた。」
無理だそんなの。
貴「…余命のことで？」
やっぱわかるよな。
土「あァ。でも、やっぱり無理だった。だって俺は…」
そこで言葉が詰まった。
貴「…先生？…」
心配そうに顔を覗き込んでくる。
そしてAの目を見て
土「俺は…お前をこの世で一番…愛しているから…」
そう言った瞬間、Aが顔を赤くした。
貴「そ、そんな…こと、知ってます…よ？」
改めて言うと恥ずかしいもんだな。
土「Aは？」
そう問うと、Aは顔を赤くしたまま。
貴「せ、先生はもう私の気持ち知ってるでしょ…？」
恥ずかしそうにそう言う。
土「あァ、知ってる。でも、お前の口から直接聞きたい。お前の声で。」
言おうか言わまいか迷っているその表情がとても愛らしく感じた。
貴「わ、私も…愛してます…よ？///」
あー…可愛い。生きててよかった…怪異だけど
土「ははっ。よく言えました」
そして俺はAにキスをする。
貴「あ、んん///…ふ…ふぁ…」
反応が可愛すぎる。
口を離すと、Aが頬を赤く染めてこちらを見る。
土「すまん。お前が可愛くて…」
やっぱり嫌いになんてなれねェよ。
貴「先生だって…カッコよすぎるんですよ…」
下を向いてボソッと言った。
土「ん？よく聴こえなかった。もう一回。」
貴「なっ！///この距離なんだから聴こえてますよね！？「お願い。」うぐっ…」
一旦口ごもると
貴「先生…かっこいいです…よ」
土「ん。ありがとな。」
右手の指輪にキスをする。
この指輪が、いつか婚約指輪になるよう…
俺はそう願ってるよ。
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ろう - ちょ、ちょ、ちょちょちょ！？こ、更新停止中！？す、末永く待ってます！！ (2022年3月8日 21時) (
レス) @page9 id: 4b0c286c23 (このIDを非表示/違反報告)
トナ(プロフ) - ……え、残り十日？ (2019年4月4日 18時) (レス) id: e118241fa7 (このIDを非表示/違反報告)
はにかん - 続編キター！とっても面白いというか…甘いというか！！そんな感じで楽しみにしています！頑張って下さいね！ (2019年4月3日 0時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よっしこ | 作成日時：2019年1月29日 6時
