勉強と鍛錬と… ページ10
今日から午前中は半兵衛さんと官兵衛さんに勉強を 午後は三成さんに戦について、夕方はみんなが仕事に集中するので目を盗んで利家さんに鍛錬を教えて貰うことにした。
私が鍛錬やってることバレたら絶対辞めさせられるから、[小さい女の子が鍛錬なんかしちゃダメ!]なんて秀吉様に言われそう。
まだ様じゃないと言いにくいな。
半兵衛「この字はこう書くの これは少し難しいね。」
官兵衛「もし1人の時にわからない字が出たらこの本で調べるといい。 それでも分からなかったら、私達に聞きに来るといい。」
『はい!ありがとうございます。』
三成「この前の戦の部隊の陣形は…」
利家「まずは簡単なものから、ランニング3週くらいからだな」
『はい!』
そして夕餉のギリギリまで鍛錬をして、夕餉は『勉強がしたいから』と言って、部屋に持ってきて貰った。(昨日の事で秀吉様に会いたくないのもあるけど…)
練習初日はヘトヘトで朝餉のギリギリまで寝ていたけど、だんだん慣れてきて、体力が余って仕方ないので、夜遅くまで勉強したり、早起きして女中さん達の手伝いをするようになった。
『そう言えば勉強とか始めてから何日か秀吉様と会えてないな、まぁ私が避けてるんだけど』
そんな事を言いながら勉強をしていると、襖の奥から声がした。
???「入ってもいい?」
この優しい声は半兵衛かな
『良いですよ』
そう言うと襖が開かれて
『!? 何で貴方がいるんですか?』
???「やっほー」
そのには少し困った顔をした半兵衛さんと、ニコニコしてる秀吉様がいた。
半兵衛「君が何となく秀吉様を避けてたの知ってたんだけど、秀吉様が寂しいって言うから…」
『なっ!』
まさかバレててたの?
半兵衛「じゃあね」
そう言うと襖が閉められ、部屋には私と秀吉様だけになる。
『秀吉様それで何の用ですか?私今勉強中なので進めたいんですが』
そう言うと秀吉様は
秀吉「まあまあ、落ち着いて」
そう言って私の方に向かってきたと思えば私の顔を両手で包んだ
『え!?』
いきなり過ぎて驚いていると、
『っ!』
私の目の下を触って
秀吉「目の下にクマができてる。これ、Aの好きそうな練り香。これ付けて落ち着いてね」
そう言うと、私の瞼にそっとキスを落として、部屋から出ていった。
『っ!また…何なのあの人』
耳まで真っ赤になってそう言うと私は秀吉様から貰った練り香を付けてみた。
『いい香り』
私はその香りに誘われ寝てしまった。
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夜桜 - 毎日のようにこの小説を見にきています^_^水輝さんの小説は全部好きですよ(^ω^) (2018年10月28日 7時) (レス) id: 5d10c2b758 (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - あかりさん» こんな小説を見てくださってありがとうございます。自分でも秀吉の独占欲の強さにびっくりしています。これからも頑張るので応援お願いします。 (2017年10月30日 18時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - もう、ストーリーがたのしくてニヤニヤしちゃう笑 これからが楽しみです!小説書くのうますぎます! (2017年10月30日 18時) (レス) id: b1e96ee601 (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - ○さん» すみません。気おつけます。 (2017年10月29日 12時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
○ - 誤字が多くて読みづらいです…でも話は面白いので読んでて楽しいです。 (2017年10月29日 4時) (レス) id: e9c7c0f0e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水輝 | 作成日時:2017年10月1日 19時