【戦ブラ】小さな少女の正体は？

強くなる ページ18

『じゃあね、とうきち君』

[キキ！]

更に4週間がたった。とうきち君は毎日来てくれるし、約束どうり私がここに居ることを隠してくれてる。 もうすぐ戦が近いらしくて、森にはあまり兵が来ない。 そのおかげで鍛錬に集中できる。

『よし！やるか』

そう言っていつものように鍛錬をする。

『……っ』

いつもどうりの鍛錬、いつもどうりの時間。いつもと同じなのに集中出来ない。
何故あの人の事を思い出したんだろう。もう1度会いたい。その思いが頭から抜けない。

『駄目だな私。まだ会えないのに、次会う時は全てを知ってもらいたい。だから満月までは…』

私の目の下にはクマが出来ている。夜の鍛錬後あの人の事を考えてしまったせいで寝れなかった。

『集中出来ないな。気分転換に少し森から出るかな。』

そう思い私は森から出ようと足を進めた。

今まで沢山殺してきた。厄魔も、兵士も。私は二刀流が得意なので刀はいつも二本持っている。2回目の満月の時は数時間のうちに、狩りや、厄魔の巣を2、3個片付けた。私はもう弱くはない。それでもあの人たちには叶わない。なら、もっと強くならないと

そんなことを考えていると、遠くから声がした。

「グオオオォ」

『…っ！ や、厄魔！？この方角城下町。どうしよう…城下まで行ったらバレるかもしれない、でも秀吉様が作った城下を笑いのあるこの街を捨てたくない！だったら私のする事は』

城下の人々を守る事

私は全力で走り、城下町に向かう厄魔達の方に向った。

秀吉様の悲しむ顔を見たくないから

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うーん水輝です。 あと10ちょいで完結するかな？ ごめんなさい、2回目の満月過ぎた事にして。 もし、この話が完結するまでに登録者が70人近く行ったら、その後ストーリーを作ろうか迷ってます。私の作品面白いのか分かりませんが、最後は絶対happyendにします。
ここまで見てくれてありがとうございます。
出来るだけ毎日書くのでこの先も楽しみにしてて下さい。

それでは

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