目覚め2 ページ41
A目線
[夜桜に写しあの子が成長したらあっちに行かせて上げて神牙に―]
――――――――――――――――
うぅ…ここどこ？…頭痛い…
私は思い体を起こす。そして私がいる場所を知るために辺りを見渡す。
『豊臣軍……』
間違いなくそこは豊臣軍の私の私室だった。
まさか私にあのまま意識を…
申し訳ないことしたな…でも早くここから出ないと、迷惑書けるだけだ。
そう思い、隣り置いてある私の服に手をかけようとしたら
『？さっきの夢、どこかで…』
その夢の声は聞いたことあるような無いような…
だれだろう…凄く懐かしい。落ち着く声……
『うーん』
そう深く考えているとが開き
秀吉「起きたんだ。大丈夫？」
『秀吉様！？』
少しばかり足を引きずりながら秀吉様が私の部屋に入ってきた。
秀吉「良かった起きてずっと起きないから心配だったよ。」
そんなことを言う。
―ずっと起きないから？―
その秀吉様の一言で疑問が浮かぶ。
そして私は恐る恐る聞いてみた。
『あの、秀吉様…私何日寝てました？』
秀吉「えっとねぇ……6日かな」
『6日！？』
そんな長い間寝てたんだ…ますます申し訳ない。
秀吉「はは、俺と同じ反応 俺も2日寝たまんまでさ…利家に言われた時ビックリして聞き返したよ」
そっか、秀吉様も意識失ってたんだ…ん？
『秀吉様足は？』
私が聞き返すと、
秀吉様「まぁまぁ落ち着いて、大分落ち着いたよ。ほぼ完治！」
『良かった…』
私は安心して、胸をなで下ろす。すると秀吉様は 俺の事心配してくれたんだ〜 つて言ってまた遊んできた。
懐かしいな
そう思っていると
秀吉様「それよりAだよ…俺のためにこんなに傷を負って」
『ひゃ…秀吉様、やめて…』
いきなり後ろから抱き締められたと思ったら、耳元で吐息交じりにそう囁かれた。
でもどこか悲しそうな声だった。
秀吉「Aが傷を負うたびに俺がどんな気持ちさせられたか知らないでしょ」
『っ！！』
今度はとびきり強く甘く言葉を紡げられ顔が熱くなる。
自分の鼓動の音で話が入ってこなくなり頭が真っ白になる。
自分の鼓動が聞こえそうで、身をよじるけど
更に強く抱き締められ逃げれなくなった。
秀吉「何で逃げるの？」
色っぽく言われる言葉に更に頬を熱くさせる。
『や、やめて』
私は聞こえてるか聞こえてないかの声でそう言うと
秀吉様「嫌だね」
そう言って、私の首筋に下を伝わせ音を立ててキスをすると部屋から出ていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜桜 - 毎日のようにこの小説を見にきています^_^水輝さんの小説は全部好きですよ（＾ω＾） (2018年10月28日 7時) (
レス) id: 5d10c2b758 (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - あかりさん» こんな小説を見てくださってありがとうございます。自分でも秀吉の独占欲の強さにびっくりしています。これからも頑張るので応援お願いします。 (2017年10月30日 18時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - もう、ストーリーがたのしくてニヤニヤしちゃう笑 これからが楽しみです！小説書くのうますぎます！ (2017年10月30日 18時) (レス) id: b1e96ee601 (このIDを非表示/違反報告)
水輝(プロフ) - ○さん» すみません。気おつけます。 (2017年10月29日 12時) (レス) id: 0cb07f1fa2 (このIDを非表示/違反報告)
○ - 誤字が多くて読みづらいです…でも話は面白いので読んでて楽しいです。 (2017年10月29日 4時) (レス) id: e9c7c0f0e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：水輝 | 作成日時：2017年10月1日 19時
