14 ページ14
切島side
「おい、そろそろ着くぞ。降りる準備しろ」
という相澤先生の声で、またバス内は騒がしくなり始めた。
よく寝たな。俺も。
『爆豪くん、早く出て』
「はっ、テメェは一生出さねぇよ」
そっか、アイツ、爆豪と隣か。
羨ましいな、席変わってくれねぇかな。
そんなことを思っていると、バスの真ん中の細い道で、Aと目があった。
『切島くんも寝てた？』
「おっ、おう」
私も寝たかったな、と呟くA。
やっぱ爆豪とそーゆーことしてたんじゃ.......
いやダメだ、何考えてんだ俺は。
いくら爆豪でもさすがに........有り得るか。
でもさっき、
『近いっ......しんじゃう........っ』
っていうAのかわいい声、聞こえたよな。
体触ったのか？
それとも、手握ったり、触ったり？
もしかして口に.......いや、
「だーっ、くそっ」
余計なことばっか頭に浮かんでくる。
「.........はやく出てくれないか」
「おわっ、すまん！！」
後ろにまだ常闇がいるの忘れてた。すまん、常闇。
『梅雨ちゃん髪型かわいい』
「あら、そうかしら、Aちゃんもお揃いにしましょ！」
『やったぁ』
『響香ちゃん、ご飯行こう』
「おっ、行こ行こ！」
「Aちゃーん！一緒にストレッチしよー！」
『するー！』
...........っ、やべぇ、俺今日ずっと、アイツのこと見てる。
なんでだ、なんか今日は、2人っきりで話したい。
『切島くん、どうしたの、ずっとボーッとしてるね』
かわいい、かわいい
「ちょっと、こっち、来て」
『ん.......？』
いつの間にか俺はAを、人がいない場所に連れ込んでいた。
2人っきりで、一緒に居たい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 311人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山羊のサーカス(プロフ) - みくさん» いつでも待ちます✨️ (2月28日 18時) (
レス) id: 78c8c266f2 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 山羊のサーカスさん» ほんとですか！！😍😍轟くん書く予定なのでお待ちくださいね💕 (2月28日 7時) (レス) id: c22457a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
山羊のサーカス(プロフ) - みくさん» へへ☺️最高です👍推しは轟君と荼毘と環先輩です✨ (2月27日 21時) (レス) id: 78c8c266f2 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 夜桜さん» 夜桜さん!!リクエストありがとうございます🥰🥰文化祭承知しました！少々お待ちくださいませ😊✨️ (2月27日 21時) (レス) id: c22457a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 山羊のサーカスさん» 良かったですぅぅぅ😭😭喜んで頂けて良かったです!!!良ければ推しの方を教えて頂けますかね....？ (2月27日 21時) (レス) id: c22457a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みく | 作成日時：2023年10月8日 19時
