11 ページ11
上鳴side
授業が始まって約10分。
前の席のAの後ろ姿を眺めながら、先生の話を聞く。
「なぁなぁ、」
『ん、なぁに』
「へへ、なんでもない」
『もー。』
構って貰えるのが嬉しくて、何度も何度も話しかける。
今の授業の担当はマイク先生で、怒られることもないから、一生話しかけ続けている。
かわいい、ちゃんとこっち向いてくれんの好き。
爆豪やら切島やら耳郎やら瀬呂やらの視線が痛いが、授業中なので、俺は無敵だ。
好きの気持ちが溢れて、Aの背中に、指でハートマークや、すき、という文字を書くと、
『っ......』
コイツは分かりやすく照れて、顔を手で覆った。
こんなのでも照れちゃうんだ、まじかわいい。
「ねぇ、」
『..........ん』
Aは俺をじっと見つめた。
本人は睨んでいるつもりなんだろうけど、俺にはその表情は興奮材料にしかならなかった。
『ん、』
腕を伸ばして、Aの肩に手を乗せると、Aはきゅっ、と俺の小指を握ってきた。
..........は？
いやいやいやいや、流石にかわいすぎだろ、それは。
いつもなら照れに照れまくってちょっと拗ねんのに....
どこで覚えてきたんだよ、その動作。
流石の爆豪達も驚いたようで、口が半開きになっている。
え、まって、くそかわいい。
これには、俺も参ったわ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 311人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
山羊のサーカス(プロフ) - みくさん» いつでも待ちます✨️ (2月28日 18時) (
レス) id: 78c8c266f2 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 山羊のサーカスさん» ほんとですか！！😍😍轟くん書く予定なのでお待ちくださいね💕 (2月28日 7時) (レス) id: c22457a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
山羊のサーカス(プロフ) - みくさん» へへ☺️最高です👍推しは轟君と荼毘と環先輩です✨ (2月27日 21時) (レス) id: 78c8c266f2 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 夜桜さん» 夜桜さん!!リクエストありがとうございます🥰🥰文化祭承知しました！少々お待ちくださいませ😊✨️ (2月27日 21時) (レス) id: c22457a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 山羊のサーカスさん» 良かったですぅぅぅ😭😭喜んで頂けて良かったです!!!良ければ推しの方を教えて頂けますかね....？ (2月27日 21時) (レス) id: c22457a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みく | 作成日時：2023年10月8日 19時
