Love Rampage

Itsuki.F ページ1

家で猫を1日だけ預かることになった
それを樹にいったら、
絶対に家に泊まるっていうから
いいよと言ったはいいものの





「いーつーきー？」




樹「なに？」




「なんでない」




ずーっと猫と戯れてる
いや、樹と猫が戯れてる姿なんて
めっちゃめちゃ可愛いんだけど




会うの久しぶりだよね！？



って心の中で思っちゃう自分がいて
要するに構って欲しいってことかも知れない




私が食器を片付けたりしてると




樹「A〜」




「なに〜」




手招きをして私を呼ぶ
その手元に猫はいなくて




「どうしたの」




樹「はい」




そう言って腕を広げる
きっとおいでってことだ




樹「…猫よりも、可愛い」



「なに言ってんの笑」



樹「会いたかったよ」




そう言ってハグをしてくれる
この温もりが欲しかった





「樹、おかえり」




樹「ただいま、A」




見つめあって唇を重ねれば
もっと幸せが心いっぱいになって




樹「好き」




どうやら猫には勝てたようです







(猫と私どっちがいい？)
樹(んーーーーーー…)
(いや、迷うんかーい笑)
樹(嘘笑、Aに決まってんじゃん)

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