7話 ページ7
あの日、チョッパーが自分の胸の内を話した日から、ゆずみはチョッパーに敬語では無くなった。
チョッパー「ゆずみ！こっちは俺がやっておくよ！」
仕事も分担してやろうというチョッパーに最初はどうしても自分1人でやると言っていたゆずみも、今では彼のおかげで体調も良くなっていた。
だがそんな事を快く思うはずがない燐。
燐「ちょっと！ゆずみちゃん！！！！！」
仕事をしているゆずみに駆け寄り、声をかける燐。
燐「チョッパーに無理やり仕事をやらせるなんて酷いよ！」
脅してるんでしょう！？なんて言う彼女に、ゆずみはあぁ、次はそうくるんだなんて考える。
チョッパー「おい！！！！俺は自分から手伝ってるんだ！変な言いがかりはヤメロ！！！！」
掃除の手を止めて小さな体で走ってくるチョッパー。
その顔は怒りに染まっていた。
チョッパー「俺は脅されてなんかいない！」
燐「そんなの嘘よ！だって私には手伝ってなんて言わなかった！酷い言葉を吐いて、無理やり1人で仕事させていたのに！」
チョッパーにだけ手伝ってなんて言うはずがない！と喚く燐。
嗚呼、どうして目の前の彼女は、こうも息をするように嘘がつけるのだろうか。
燐「みんなと仲良くできないからって、チョッパーを脅してまでそんなことするの！？」
チョッパー「お前！！！！！！」
『チョッパー！』
我慢がならなかった。
燐の言葉を聞いたチョッパーは
チョッパー「ふざけるのも大概にしろ！！！！！」
燐「きゃぁ！！！！」
騒ぎを聞きつけて、本を読んでいたロビンが駆けつけてくる。
ロビン「何をしているの！」
燐「ロビン！助けて！」
燐がそういうも、ロビンはチョッパーに、能力をまず解除するよう問いかける。
サンジ「ロビンちゃん！大き声出して、何かあった、、、、チョッパー？」
ロビンに飲み物を運んできたサンジも何事かと状況を聞いてくる。
燐「ゆずみちゃんが、チョッパーを脅しているの！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1517人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メ | 作成日時：2022年9月29日 22時
