ごめんなさい (ページ4)

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4話ページ4

距離を取り始めたことにより、燐は更にゆずみの事を悪く言い回ったのだ。

仕事を全部押し付けられている。

やらなければ船から下ろす。

そんな風にありもしないことをいい周り、船員達はゆずみを見るめを変化させていった。

そんなある日。

彼女の部屋に、船長であるルフィが訪ねてきたのだ。

ルフィ「おい！ゆずみ！」

そう言って部屋の扉を開け放つルフィ。

働き詰めのゆずみは身体を壊し、その日も熱でチョッパーの看病を受けながら休んでいた。

『どうしましたか？』

咳き込みそうになりながらもそう応える。

彼の口から放たれた言葉は、ゆずみを変えてしまう原因になり得るモノだった。

ルフィ「お前、燐に仕事押し付けて自分は休むなんて酷いぞ！！！」

チョッパー「おいルフィ！！！！！なんて事言うんだよ！」

薬をとりに行っていたチョッパーが部屋に戻ってくるなりそう叫ぶルフィを信じられないという顔で非難する。

チョッパー「ゆずみがどれだけ働いてるのかしらねぇだろ！？」

ルフィ「お前こそ何言ってんだ！俺たちの洗濯も、部屋の掃除だって燐がやってくれてんだぞ？」

チョッパー「違う！！！！！あいつは、、、燐は何もして、、、」

『チョッパーさんっ！！！！』

いきなり大声を出したゆずみにルフィとチョッパーは驚く。

『ごめんなさい。少し休憩が長かったようです、、、今からすぐに代わるので、燐さんに伝えておいてもらえませんか？』

そう言うゆずみの顔は感情が抜け落ちたような表情をしていた。

ルフィもそれには気づいたのか、分かったと、それだけを告げて部屋を後にした。

チョッパー「何でだよ！ゆずみが全部やっているのに！もうここ最近ずっと熱が出てるじゃないか！」

チョッパーは泣きそうになりながらゆずみに訴えかける。

彼の言う通り、風邪であれば薬で治るはずの熱が下がらず、変な咳をゆずみはずっとしていた。