14話 ページ14
ゾロ「何でテメェが此処にいやがる」
ロー「それはナミ屋から聞いてくれ」
今話している時間がない。悪い。
そう言うと一つの部屋の前で立ち止まり、能力を使って麦わら屋の部屋へとはいる。
ルフィ「おま、え、、、、、トラ男！？」
そう言う奴の胸ぐらを掴み、睨みつけた。
ロー「話はさっき聞いた。お前は何をしてる」
ルフィ「俺は、、、、、、、、」
なかなかはっきりと答えない麦わら屋。
お前はどうしたいんだ。
そう問い掛ければ、力強く答えた。
ルフィ「俺は、おれは！！！！あいつらにちゃんと謝って、それで、、、、それで！もう一回ゆずみと、チョッパーと旅がしてぇ！！！！」
ロー「なら、なぜ探しに行かない」
ルフィ「それはっ、、、、あの時、、
何回も誤ったけど、、、あいつは、ゆずみは許してくれなかったから」
嫌われるのが、怖ぇんだ
俯いて言う麦わら屋に容赦なく言い返す。
ロー「お前達は、随分と我儘なんだな」
ルフィ「なっ、、、！！！！」
ロー「今の話では、自分達のことしか考えていないな」
何だと！と声を上げる麦わら屋。
ルフィ「喧嘩したら謝るのが普通だろ！」
ロー「謝れば仲良くできると、その考えは子供すぎるぞ。麦わら屋」
ルフィ「俺は子供じゃねぇ！！！！！！」
ロー「船を降りるところまで追い詰めて、今度は謝ってまた一緒に旅をしようと？その考えが子供だと言ってるんだ！！！！！！！！」
急に大きな声を出した俺に心底驚く麦わら屋。
ロー「お前はさっき、嫌われるのが怖いと言ったな。逆の立場で考えたことがあるか？」
皆んなのために、戦えない自分ができる最大限の事。
過ごしやすい環境を作って、このみんなで、この船で、沢山旅をしたいんです。
一度しか会話をしたことがないあいつの言葉を思い出す。
さっき聞いた話。
仕事を全部押し付けてしまっていた。
頑張ってくれていた彼女に冷たい態度で何度も1人にしてしまった。
ニコ・ロビンはそう言っていた。
ロー「“ 嫌われない為に” 我慢をして何度もお前達に声をかけてくれていたやつの気持ちを、お前はごめんで済ませるのか？」
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作者名：メ | 作成日時：2022年9月29日 22時
