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「にしてもさ、なんかいつもよりお化粧濃いじゃん！ヒールも高〜い！女の子と会うにしては濃すぎない？あ、もしかして合コンとか？」
"それとも仕事？"
少し視線が鋭くなった、気がした
「なんですかそんな探り入れて〜、合コンでも仕事でもないでーす。可愛い女ばっかだから気合い入れてんですよ〜」
「ふーん…そんなもんなのかあ…」
「てか及川さん私の顔見すぎ〜！超好きじゃん！」
「Aちゃんのハイスタは毎日チェックしてるよ！」
「えーきもちわる！」
「Aちゃん！！」
若干話を逸らしたけどもしかしてバレてる？えーそれやばくない？一番弱み握られたくない人に知られるのやばくね？
とりあえずその場から離れないとすぐバレそう…
「とりま私友達待たせちゃうんで行きますね！二人ともお疲れです！今度遊びましょうね〜！」
「おー、気ぃつけろよ」
「Aちゃんまたねー！！」
うーん多分バレてない。大丈夫大丈夫…
不安が残りながらも急ぎ足で駅に向かうことにした
＿
「ねー岩ちゃんどう思う？」
「あ？別にいつもと変わんねー見た目がギャルの後輩って感じだな」
「怪しいと思わない？あんな高校生にも見えない濃い化粧して髪型もいつもと違って流して、おまけにたっかいヒール履いて」
「お前キショいくらい見てんのな」
「違うのー！！心配なの！！あの噂が本当なら辞めさせないとダメでしょ！！」
「確かにそうだけど確信がねーだろ…とりあえずそんな変わってなくて安心だべや」
「うーん…まあ…えーどうしよう俺超心配」
「その心配な気持ちを部活で出すんじゃねえぞ」
「わかってるよ！！」
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作者名：さくらねこ丸 | 作成日時：2019年2月15日 19時
