烏野高校のJKの話 (ページ27)

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意外な一面ページ27

「雪城！」
「はァい」
「おまえ…」

「今回も小テスト満点だよ…」
「もっと喜べよ…」

ドッと笑いが教室内に響いた
おはようございます、雪城です。
今回"も"小テストで満点とりました

「見た目のわりにすごいよなぁー。まあ最初は浮いてたけど」
「ねー！Aちゃん意外にも頭良いよね～、浮いてたけど」
「最初の頃の話は忘れろとアレほど！！」
「今も見た目的に浮いてるけどな」
「先生までめっちゃくちゃ言うじゃん？」

お察しの通りこんな見た目でも勉強はできる方でして、成績もいいのでそれなりに授業には困っていない

いまは国語の時間で、毎回小テストをやっているのだが毎回高得点をとっている。ちなみに前回も満点でしたイェエイ

「見た目はこんなだが、勉強面はしっかりしてるから他の奴らもそれに負けずに頑張れよ～」
「「はーい」」
「キレそ～～～～」

＿
「てことがあってさ～！みんな酷いんだよマジで～」
とうどんを啜った。あっいま昼休みね？ちなみにこのうどんはコンビニに売っていたとろろうどんね。マジ美味

「まあ去年も同じことあったもんな、俺も最初はそう思った」
「えんのちた君までそんなこと言うんだぁ？」
「ははっ」
「流すんじゃねえ」

縁下が面倒くさそうにするので小突いた
「イタタタター」と棒読みで返された。ツラミ

「ていうか、頭いいのになんで烏野きたの？もっと上いけたろ？」
「それ2年目で聞く？普通最初の頃に話すことじゃないかな？」
「そういえばと思って」
「私に興味がないんだな？そうだな？」
「で、どうなんだよ」
「そういうとこある…」

まあそんなとこ含めて縁下…

「んー実はさ～…」
「(深い事情でもあるのか…？)」

ゴクリ。息を呑む音

「まあ特にないけど」
「なんっで溜めた？！」
「一番の理由は校則が緩いから。あと家ちけーし」
「はい出た。ホント勿体ない…」
「だってさあ、上にいけばいくほど校則厳しいじゃん。きっちりしてんのやだも～ん」

そしてまたうどんを啜った。明日はピリ辛うどんにしよ～！！

「まあ、なんか深い事情だったらどうしようって思ったから安心した」
「全然違うから安心して～～！そうやって気にしちゃう縁下好き～！！」
「はいはい調子乗らない」

そう言っていつの間にか食べ終わった弁当を片付け始めた縁下
あっやべ私も早く食べないと

ちょっと初心の頃に戻った気分の昼休みだった