烏野高校のJKの話

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騒がしいことに巻き込まれるのは嫌なので避難がてら移動したら、金髪メガネ君と目が合ったので会釈をした。のにも関わらずすげえ嫌な顔された
隣のアホ毛くんはアワアワしている

「…なんですか」
「なんでそんなに嫌そうな顔するの？」
「いや、類は友を呼ぶって言うじゃないですか」
「田中とのやと一緒にするな？」
「誰も田中さん達なんて言ってないですけど〜」

ニコニコと張りつけたような笑みで嫌味ったらしく話す生意気そうな一年。しかし私は残念ながら単細胞な奴ではない。ちょっとやそっとの煽りは効かないぞ！
なので微笑み返した

「おい月島！先輩のこといじめてんなよ！！」
「は？どこをどうみたらそうなんの」
「そうだよ日向！ツッキーは先輩が気になって」
「うるッッさい山口」
「ごめんツッキー！」
「くっふふ…」

バレー部の一年生おもしろすぎん？個性が強いメンバーが多いな…いいなこんな友達欲しかった…
ていうかツッキーって
「ツッキー…」
「やめてください月島です」
「あっはははは！！そんな顔もイケメンだよツッキー！！」
「ッチ」

なーんだ意外と突っかかりやす！おもしろ！
しらすみたいな感じ〜
と気分も上々になってきた時

「微笑ましいなあ、ほれ影山もまぜてもらうべ〜」
「ス、スガさん俺はべつに！！」
「ソワソワしてたじゃんか」

グレーの人と今度は目つきの悪い人が来た
そういえばグレーの人、スガさんって言うのか。なんか爽やか〜って感じで好きだな(顔が)

「ほら影山ご挨拶は〜？あ、俺は菅原孝支！三年で副主将やってんだ」
「っス、影山飛雄です。一年、です」
「よろしくね影山くん。スガさんもよろしくお願いします〜」

影山飛雄ってどっかで聞いたことあんなあ、誰だっけ、誰かが必死に話していた気がするけど忘れてしまったので気にしないことにした

「あの、君付けじゃなくていいっスよ。影山でいいです」
「あー！影山ずりぃ！おれも！おれも日向って呼んでください！！なんか仲良くなれた感じするので！！」
「うるせえ日向ボゲ」
「田中とのやが後輩自慢すんの超わかるわ…」

後輩ってこんな可愛いもん？中学の頃の後輩とかクソ生意気になめられたりしたんだけどな？クソ可愛いなこの高校の後輩はァ！
先程のようによーしよしよしと2人をわしゃわしゃしようとしたけど、影山の方は届かないのでどうしようかと思ったら自分から屈んでくれた。鬼可愛

＿
「ブエッキシ！！」
「及川汚ねえ」

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