7話 ページ7
ナミヤ雑貨店の奇蹟をAと二人で見ることになり、ソファーに二人で座っている。
A「涼介かっこいいね!あ、でもちょっと短気すぎるかも」
涼介「役柄だけどね」
Aといると、楽しい。
まだ時間はそうたっていないが、そう思えた。
見終えたあと、Aは感動のあまり涙していた。
涼介「泣くなよ、A」
A「だって、すごい感動したんだもん。涼介演技うますぎるよ」
誰にうまいと言われるよりも嬉しかった。
Aが褒めてくれるなら、これからも頑張ろう、そう思えた。
涼介「ちょっと飲み物取ってくるわ。待ってて」
そう言って立ち上がったとき、少し目眩がして、バランスを崩した。
A「涼介!?」
涼介「……っ」
その衝撃でAに倒れ込む。
今、俺は何故かAを押し倒してる形になっている。
……ダメだって。我慢しろ。
そう、分かっているけど、どうしても気持ちをおさえきれない。
どんどん10センチ、5センチ、3センチと顔が近づく。
キスをしてしまいそうになったその瞬間、俺は意識を手放した。
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作者名:侑☆彡 | 作者ホームページ:http://yuci.
作成日時:2018年5月29日 16時