3話 ページ3
重苦しい身体が、日差しに照らされる。
眩しすぎて目眩がしそうだ。
もう少しだけ。
もう少しだけ寝かせて……。
そう思いながら、もう一度ぎゅっと目を閉じる。
?「…………きて」
うるさいなぁ。俺は寝てるんだよ。
?「…………きてったら!」
もう!寝かせろって!
?「起きて!涼介!」
涼介「うわっ!」
?「もー、やっと起きた。遅いよ!」
目を開けると、目の前に知らない女の子……いや、女の人?
てか、不法侵入!?
俺殺されんの!?
涼介「だ、誰だよ!お前!」
?「はぁ?もう、なに寝ぼけてんのよ涼介! Aよ!A!もー、せっかくの涼介のオフなのにいつまで寝てるのー。あたしがせっかく家まで来てあげたのに」
Aと名乗る女性はぷくっと頬を膨らました。
……なんだ、可愛いな、おい!←
涼介「あー、ごめん。寝ぼけてたわ。えっと、その、今日は何したいんだっけ?」
そんなこと知るわけないけど。
A「ほんと涼介どうしたの?今日はのんびり二人で家で過ごすって決めたじゃない」
そう言って、エプロンを身につけたA。
え、え、何する気だよ!
A「朝ごはん作ってあげるから、服着る!」
そう言って、服を押し付けられた俺。
……よく分からない。ただ、ひとつ分かること。
涼介「知念……あのやろー!!」
変な薬を渡された、ということだけだ。
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作者名:侑☆彡 | 作者ホームページ:http://yuci.
作成日時:2018年5月29日 16時