11話 ページ13
(裕翔side)
いよいよ、抗がん剤治療が始まった。
不安しかなかったが、メンバーがいるから、頑張ろうと思えた。
____想像を超える、吐き気、頭痛。
挙げ句の果てには、髪まで抜けた。
流石にアイドルなので、やっぱり悲しかった。
雄也「裕翔!光くんと一緒に、帽子買って来たよ!」
裕翔「ほんとに!?」
光「おう!裕翔カラーの水色!夏はJUMPカラーの帽子」
そういうと、光くんと雄也は苦しそうな顔をして、俺に向かって言葉を放った。
雄也「このJUMPカラーの帽子がかぶれるように、しっかり夏まで生き抜いてな」
_____そうだ。
俺の病気は悪化すれば、来年の誕生日は迎えられない。
つまり、余命1年と言ったところだ。
光「病気に負けず、生き抜いて、一緒に夏を迎えような」
俺はうん、と小さく頷いた。
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とびじゃす#(プロフ) - アカン、泣いた。 (2018年7月13日 21時) (レス) id: 5ace3a3496 (このIDを非表示/違反報告)
みなゆか(プロフ) - どーもどーも!がんばってますなぁ!更新がんばっ (2018年5月19日 20時) (レス) id: b1168274cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:侑☆彡 | 作者ホームページ:http://yuci.
作成日時:2018年5月15日 17時