太宰さん！太宰さん！

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貴『太宰さん、いつもは冷たいのに急に優しいこと言うんです…。毎日心臓がドキドキしっぱなしで困ってるんですー。』

こんなふうに、愚痴なのかわからないことを言うと…

貴『でも、そんな毎日が幸せなんです』ﾆｺ

と、笑顔で言い出すのだ。

心臓に悪いのはこちらだよ、全く…。

貴『この間なんかーネックレス褒めてくれたしぃー？実はもう、私の事ちょっと意識してくれてるんじゃないですかー？』ﾆﾔﾆﾔ

太宰「Aちゃん、自意識過剰もいいとこだy っ？！//」

自意識過剰もいいとこだと言おうと彼女の方へ目線を向けたら…。

すっかりできあがった状態で顔が火照り、その上、上目遣いでこちらを見ているAちゃん。

これには流石の私も動揺した。

【可愛い】と思ってしまった私を誰か殴ってくれ給え…。

貴『なんとでも言ってください！最後には絶対振り向かせますからぁ゛ー 。』

太宰「それは、起こりえないよ。残念だったねぇ？」

貴『うぅ゛ーー。 本当ですから……覚悟しててくださいね？//』

太宰「っ…。」

少し睨みをきかせたAちゃんの視線がささる。

今日の私はおかしい。
なんとも言えない感覚に襲われている…。

今日は、はやく帰って寝るとしよう。

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