清く、正しく生きること (ページ4)

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女王の逆鱗ページ4

モブ「ﾋｯ…！」

響『それが嫌だったら今すぐにお下がり』

モブ「すいません…！」

響『…………ふぅ、式典はもう終盤だね。ハーツラビュル寮新入生、前進』

響『着いてきなさい』

ーーーーー数日後ハーツラビュルーーーーーー
響『……………………………』ﾑｽｯ

フロ「見て見て姉貴〜！俺上手じゃね!?」

響『そうだね…クロッケーそのもののコツは掴めているようだ』

フロ「やった〜！」

響『はぁ…』

ジェ「ふふ、お疲れですか？」

響『ふふ、君の片割れのお陰でね』

ジェ「ふっふふ、それはそれは…」

響『まぁ、楽しそうだから良いんだけれど…』

フロ「よっしゃ！出来たぁ！」

響『……………………』

リドル「寮長」

響『！』

リドル「何故、他寮の生徒をティーパーティーに呼んでいるんです…？ハートの女王の法律第308条、『ティーパーティーに他寮の生徒を招いてはならない』。法律で決まっていたはずでは…？」

響『うん………そうだね』ﾆｺ

リドル「ならなぜ…！」

響『楽しそうなら、良いと思ってね』

リドル「なっ…!?あなたは自分の勝手な感情で法律を破ったと言うんですか!?そんなの…！」

響『少しお黙り可愛い坊や(シットアップ･チルド)』

リドル「!?」

響『ハートの女王の法律第580条、『寮長の言う事は絶対、逆らったら懲罰を処す』…。君なら、この意味がわかるね…？』

リドル「…………………！」

響『僕は、ちゃんとしている…役目も、仕事も、全て…。だから、』ﾀﾞﾝｯ

響『あまり…、調子に乗るなよクソガキ…』ｷﾞﾘｯ

リドル「ﾋｭｯ…！」

響『…………………』ﾆｺｯ

リドル「ごめ、なさ…」

響『ふふっ…もう、良いよ』ﾊﾟｯ

リドル「はー、はー…」

響『先輩への態度は気をつけるように』

リドル「はい……………寮長…」