ただ、逃げただけなのに

ノー勉 ページ50

『ふふん、聞いて驚くなよ！じゃじゃーん全部読めるし、話せるようになりましたー。』


ふふん、と偉そうにドヤ顔で言う詩乃。


絵「……本当か？」


『え、本当だから!!』

絵心がめっちゃ怪しそうな目で見てくるし、クソ失礼なんだけど。


絵「……今ホントのこと言ったら怒らないが？」



『なんでそんなに怪しむんだよ！てかそれ絶対怒るやつじゃん！』

失礼しちゃうなこのメガネは。

まぁ？でもこの絵心の目がガン開きな表情が見れたからいいけどね。



絵「そもそもお前テストとか毎回クソみたいn……あんな酷い点数だったろ」


『言い直さなくていいわ。』

意味変わってねぇよそれ、


『あは、まぁ私テストはいつもノー勉だったし……』


絵「は？」

(この女ヤバすぎる……)
この時絵心は詩乃のことをただの頭おかしいやべぇ奴からやれば出来るやべぇ奴へと認識を改めた。


絵「まぁこのU20戦のあとに散々使うことになるからな。」


『？？？』

え、ホント何が起こんの？

てかU20戦って……


『そういや、忘れてたーー！！！』



─────────

続編予告(?)

ついにU20戦が始まるその頃私は───


愛「ねぇ名前なんて言うの？俺はオリヴァ・愛空。宜しくねかわい子ちゃん。」


『黙れ髭野郎』



士「あ♡詩乃ちゃんじゃーん♡俺が勝ったら(ﾋﾟｰ)しようね♡」


『誰がするか！』



冴「おい詩乃。愚弟なんかのトコより俺の隣がお前にはお似合いだ、これが終わったら一緒にスペインに来い。」

(まぁ来たら一生返さねぇけどな。)


『私はどっちかっていうとフランスに行きたいなお兄ちゃん。』


さらに───


カ「詩乃！クソ会いたかったぞ♡」


『なんでお前がココにいる───！？』



ネ「ねぇ詩乃は僕達から離れませんよね？」


『それは無理なお願いすぎるだろ。』


ネ「……は？なんて言いました？」


『ﾅﾝﾓｲｯﾃﾅｲﾃﾞｽ。』



『切実だから、もうこっから出してくれ───！！』


アンポンタンな詩乃とどんどんとヤンデレが加速していくブルロ男子共のヤンデレコメディ。




────────────


どうも作者です。

この度はお話がいっぱいになったので続編へとこの物語は続きます！

一体これはいつになったら終わるんでしょう……


ここまで読んで下さった皆様方、是非とも続編も読んでやって下さい。

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