知りたい ページ25
黒「何で分かったんだ？」
暫く見惚れていてようやく開いた口から出たのは素直な疑問だった。
なぜ彼女がそう思ったのか。気になったんだ。
『え〜？かん？』
黒「詳しく詳しく」
『んー、私幼なじみが居んの。』
突然なぜ幼なじみなんだ？
黒「？あぁ」
『すっごいイケメンだしサッカーも上手いんだよ。それ以外はゴミだけど……特に性格と兄弟関係が主に。』
惚けかと一瞬思ったが、その後に続いた悪口聞こえてたぞ。
でも関係はあるのか？
黒「あ、あぁ。」
『凛が悩んでる顔ときの顔と黒名の顔そっくりなんだよ。やっぱり同じことやってると表情まで似るのかな？(笑)あ、でも凛と似てるとか失礼か！わはは！』
黒「……仲良いんだな。」
『んーよく分かんないけど小さい頃から一緒だったからね！』
きっと彼女の言う【凛】が誰なのかは知らないが、きっと下の名前で呼んでてずっと一緒にいれて、きっと俺が知らない表情、癖、たくさん知っているだろう。
幼なじみだから当然なのかもしれない。けど────
これはエゴなのだろうか俺の。それともただの嫉妬なのだろうか……
と考えていると、
『ねぇ、黒名少しそこの公園でサッカーしていかない？』
黒「……俺達遅刻してる身。」
なんで神野はそう考えたんだ？
『いや、黒名が悩んでるように見えたからさ。勿論強制なんてしない、黒名が好きな方選んで。』
黒「俺はサッカー……したい。でも神野は出来るのか？」
神野がサッカーが出来るなんて聞いたことも無い。
『まぁね！凛の練習相手になってるくらいだけど。でも昔は結構有名だったんだよね。』
黒「意外意外。」
きっとこれはクラスの誰にも言ってないのだろう、そう思うと同時に凄い優越感と嬉しさが生まれた。
神野は俺を選んだ……凄い嬉しい嬉しい。
もっと彼女のことが知りたくなっていく、もうこの気持ちを止めること、蓋をすることなんて無理に決まっている。
『よし、じゃあ行くよ！』
と俺達は近くの公園に行った──────
────────────
キリがいいので切ります。
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Amara - ありがとうございます( *´艸｀) (2023年3月29日 14時) (
レス) @page50 id: 37d67683fd (このIDを非表示/違反報告)
うさぎのしっぽ(プロフ) - Amaraさん» レオナルド・ルナですね了解です！話がいっぱいで続編のほうで書くことになってしまうので申し訳ないです……Amaraさんも体調にお気をつけください！リクありがとうございます！ (2023年3月27日 10時) (レス) id: cbe163cc58 (このIDを非表示/違反報告)
Amara - あのすいません。レオナルド・ルナってできますか?アニメ見て思ったことは(イケボダアアアアアアアとヤンデレになったら絶対やべえええ)と思いもした。うさぎのしっぽさん体調には気をつけて投稿頑張ってください!! (2023年3月24日 21時) (レス) id: 37d67683fd (このIDを非表示/違反報告)
Amara - 主さんの小説大好きです!ヤンデレ崇拝型っていいなと思いました、。応援してます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (2023年3月24日 21時) (レス) @page47 id: 37d67683fd (このIDを非表示/違反報告)
うさぎのしっぽ(プロフ) - yuiさん» え、ホントですか……！？ありがとうございます！！ (2023年3月24日 17時) (レス) id: cbe163cc58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎのしっぽ | 作成日時：2023年2月20日 21時
