_ レモンのように、酸っぱくて。オレンジのように甘い_ (ページ9)

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じゃ、行くぞ～!!

アッパのそんな合図で
入学式という看板を
わたしとチャニョルで挟んで、
写真を撮った。

なんでか知らないけど
いつの間にかわたしは
チャニョルにおんぶされていて
撮影されていた。

アッパ『ほんとお前達仲いいな！もう付き合っちゃえば』

CL『いえ!Aは俺にとってそうゆう人ではないので…』

そうゆう人ではないので

アッパの言葉になんて返すか
少し期待したわたしもバカだったかも。

そうだよね笑

チャニョルにとって、わたしは
ただの幼なじみだもん、

何落ち込んでんの。

わたし。

『ちょっと、用事浮かんだ。早く帰るから先帰ってていいよ。』

CL『ってA…!』

『ただの用事だからパボチャニョル着いてこないでいいから』

CL『わかった』

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Aにはわかったって返事をしてしまったけど、家に戻って部屋の窓を開けてみるとまだ部屋に帰ってきた様子がなくて…心配で仕方ない自分がいた。

あいつ、なんか用事って言ってたけ？

時計に目をやるともうかれこれに時間が経過しようとしていた。

CL『すぐって、すぐじゃねーし。』

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YR『あれ？A？』

用事なんてほんとは何にもなくて
ただ、わかってるけどなんだろう
思いを伝えれないまま失恋した気分で
1人になりたくなって近くのカフェに入った

この声は、ユラオンニだ。

『あ、オンニ』

YR『あれ？一緒じゃなかったの？』

『ちょっと用事が浮かんで』

YR『そう。用事？は終わった？』

『うん。』