担降りしたあの子が好きです Ren N

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「あなたの成績なら全然問題ないよ」


「Aの将来なんだから、自分でしっかり考えなさい」


教師


親


分かってるよ、もう


私の将来



小さい頃からの夢



手が届くところまで来てる





ーーー




「あーもうどうしよーー」


「まだ、悩んでるの？」


「しかたないじゃん、4年だよ、4年！？」


あぁ、頭破裂しそう……





「私がAほど賢かったら、絶対行ってたけど笑」




「会えなくなるんだよ？いいの？」




「この時代、YouTubeとやらがありますから笑」




強いわ、この子




「廉くんに相談したら？」




「いや、あいつはダメ

俺様と離れるとか許さへんって言われる」





「いや、意外と応援してくれそうだけど笑」





そんなわけないじゃん





はぁ……



ーーーーーー

「紫耀くん、ちょっと相談したいことあって……」



忙しい紫耀くんにほんと申し訳ないけど、




こういう時、すごい頼りになる




「え、俺でいいの？笑 今から行こか？」




優しい泣



あの声が


すごく安心させてくれる



「どうしたん？」



「実は…………」


「え、ほんまに言ってる？！



廉に言ったん？」





「言えるわけない……」





「やんな笑

まあ、俺はいいと思うで

Aちゃんみたいな子が日本にとどまっておくのはもったいない笑」




みんな、そう言ってくれるけど




あいりとも会えない




紫耀くんや海ちゃんとも会えない




コンサートも行けない





廉にも



会えない





そこまでして……



ーーーーーーーーーーーー




Aちゃんに呼び出されるなんて、


珍しすぎてウキウキ 笑




でも、なんか張り詰めた表情のAちゃん



その口からは衝撃的な告白



その若さでその選択を迫られるのはきついよな




でも、Aちゃん




今我慢したらきっと素敵な未来が待ってると思うで



まあ、問題は廉やろな笑





あいつ、絶対発狂しておかしくなるやん笑



どうしよ、ジャニーズやめて、ついていくとか言ったら



遠距離恋愛か



遠いで、アメリカは

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