担降りしたあの子が好きです Ren N

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「で、何があったの？」

顕嵐くんに連れてこられたカフェ

Aと廉くんが向かい合って座る

謎に私の向かいは顕嵐くん笑

もう美しすぎる


顕嵐くんの問いかけにも答えないA


ほんと手のかかる親友だよ笑


「あの、今、新学期だから自己紹介あるじゃないですか

好きな芸能人とかいう子も多いんですけど、クラスに永瀬廉くんが大好きです！付き合いたいです！とか言う子がいて笑

それ聞いてAイライラしてるんです笑

あと、ライブ映像とか見てたら、廉くんがほかの人にファンサとかしてるのが嫌らしくて、、

で、妬いちゃったみたいです笑」



にやにやしてる顕嵐くん



「妬いてないもん……」



廉くんもにやけすぎ笑


「えーっと、俺らはお邪魔だから帰りまーす笑

あ、これでお会計しときな」


そう言って、一万円札を置いてく顕嵐くん

かっこよすぎ


まあ、バカップルだから、すぐ解決するでしょ笑


「行こっか笑」

顕嵐くん

その笑顔は反則です

ーーーーーーーーー


「お前はほんまにアホやな」


Aが俺にヤキモチ焼いてる


あー可愛い


「ほら、帰るで」


無理やり手を引いて、店から出る


下向いて黙ってるA


もう、、

「お前さ、自分の立場分かってる？

Aは特別やねん

俺の彼女」



「そんなこと、胸きゅんレジェンドでも言ってるじゃん………」


小さな声

アホやこいつ

「よく考えてみ？

俺とこうやって恋人繋ぎができる女子、この世におるか？

俺と一緒に動物園行ったり、テレビ電話したり、俺がプレゼントしたりする女子おるか？」


なんでまだ分からへんねん笑


「ほら、俺が体調悪い時、
看病してくれるのもAだけ

この前合鍵渡したやろ？それもAだけ

とりあえず俺が好きなのはAだけ

ほかの女とは違うねん

あ、プリクラ撮ろ」


目の前にゲーセンがあったから笑


プリクラってなんかカップルがやりそうなことやん笑


「ほら、笑えって笑」


俺はカメラがあると反射的にキメ顔してしまう笑

職業病や


笑わへん子にはお仕置きせなあかん


「A！」

「きゃ、ちょ、ちょっと、、廉！」

カシャッ

いいタイミングでシャッター音が聞こえた

ほっぺにキス


真っ赤になるA


「俺がキスするのもAだけやで」


「うん……」



ようやく分かってくれた笑



あかん、待って、それは反則や



顔を上げるA




上目遣いはあかん



カシャッ

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