少しの変化 ページ37
rbr side
あの飲み会から我々だのメンバーとAは仲良くなったらしく、特に鬱軍団とは頻繁に会っているみたいだ。
ショッピくんとチーノとは大先生の暴露話大会をよく開いておりここでは書けないような大先生の昔の話やら今月はいくら♀に貢いだとか何かと盛り上がっているらしい。
ショッピくんのAを狙う視線は健在のようだが楽しそうなのでロボロは目をつぶっている。
大先生とは昔から頻繁にあっていたみたいで変わらずよく会うらしい。親戚にしては距離が近いんじゃとは思うがまぁいいだろう。
今日も大先生に勉強を見てもらうついでにおしゃべりをしてくるとAが家を元気よく出ていった。
俺やって勉強くらい教えてあげられるんやけど…
ちょっと不服ながらもAが家に帰ってきた時美味しいご飯が食べれるよう俺もいいぐらいの時間に買い物に行こうと思った。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ut side
今日もAと会っている。
こんなに頻繁に会うのは付き合ってた時より多く、この前の飲み会の時からかなり多くなっている。
そして極めつけは毎回同じ話題ということだ
u｢それで、言うた？｣
『……まだ言えてない……』
u｢おっまえ…まぁ言いにくいんかもしれへんけどやな？これからいつまで一緒に住むんか知らんけど、そやって隠し事ばっかしとったらあかんぞ？｣
『はい……』
u｢お前もな？前に向かわんといかん。あいつにも伝えたらなあかん。それもわかっとーやろ？｣
『うん……』
u｢なぁ今日帰ったら言えるか？｣
『今日こそは…頑張る……』
u｢今日言えたら今度新しい服買うたるから頑張るんやぞ？｣
『うん…！頑張れそう！』
このやり取りもはや１.２週間同じことをしている気がする。
僕がAの秘密を教えてもろた話はまたの機会に…。
彼女の頭を乱雑に撫でて会計に向かう。
僕、女の子はちゃんと奢ったる男やよ？
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作者名：榎 | 作成日時：2021年1月13日 1時
