【幕末】三十路実況者の事情【志士】

いち ページ3

『あ〜！！！やっぱそっしー強い！』


「Aさんもなかなかですね〜！」


そんなこと言って…これも接待プレイなんでしょ！


知ってる！そっしーいい人！


『ていうか坂ちゃんいつまで爆睡してるんだろうね。』


「さぁ…。相当疲れたんでしょうね。」


『あ、そーだ。幕末ラジオ100回達成おめでとうございま〜す！』


「聞いてたんですか？ｗ」


『もちろんよ！なんかあれ聞いてるとこっちまで笑けてきちゃってさ〜！』


疲れも吹っ飛んじゃう、は言い過ぎかもしれないけど


聞いてると本当に辛いこととかどうでも良くなっちゃうような…。


この人らはそんな雰囲気があるから話しやすいし、接しやすい。


私たちがそんな話をしている傍らで、やっと坂ちゃんは頭をあげる。


『おっ、坂ちゃんおはよ。』


「…ちょっと君ら、また人んち勝手に上がり込んで…。」


「そんなのいつもの事じゃないですかｗｗはい坂本さん、お仕事お疲れ様です。」


そう言ってそっしーは缶ビールを坂ちゃんに差し出す。


「…くそ、君ら2人だけ仲良く対戦するなよ！僕をのけ者にすんじゃない！」


『はーいはい、坂ちゃんも一緒に大乱闘すっぺ！』


こうしていつものように時間はすぎる。

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