貴「私達」ア「夫婦で」貴「実況者」ア「やってます！」貴「プレイボー!!!!」【TAKOS】

２５　ろくよん！ ページ26

貴「よかった〜…電源は着くみたい。」


凛『うわぁ、古いなぁ。』


貴「この程よいアナログ感がいいのよ。へへ…」


凛『よっしゃ、始めよっか！』


最初にやるのはマリカ。


普通にレースするのもつまらないから、スコアアタックで勝負することにした。


凛『んふふ…負けないわよ…』


貴「んなら、こっちだって…」


だけど、結局凛ちゃんは馬鹿みたいに強くて、


一回も勝つことができなかった。


貴「ｱｧﾝ!!もっがい゛!!!」


凛『もっかいじゃなくって…もう時間ヤバいでしょ、そろそろ寝たら？』


貴「そんなオカンみたいなこと言わないで!!!もっかい!!!」


私がそう言うと、凛ちゃんは固まってしまった。


あれ、フリーズ？


もしかして大の大人が駄々こねてることに引いている…!?


貴「…凛ちゃん？」


凛『…しょうがないなぁ、もっかいだけね。そしたら寝てね。』


凛ちゃんはまた変に大人びた笑い方をした。


少し疑問に思いながらも、最後の戦いはまた、凛ちゃんの圧倒的勝利で幕を閉じた。


貴「ｱｧﾝクソまたかぁ…」


画面を見ると、タイムアタックの記録が更新されていた。


よくみると、最高記録と全く同じタイムを、凛ちゃんは叩きだしていた。


貴「うぉ…凛ちゃんすげぇ…」


凛『ほいほい、気は済んだでしょ、早く片付けて寝る！』


貴「ほいほーい、おやすみ凛ちゃん。」


片づけをしている間に凛ちゃんは消えていて、


私はしんとした部屋で考えていた。


…凛ちゃんと同じタイムアタックの最高記録を出したのって、誰だっけ？

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←２４　ゲームしようよ！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す