No.45 ページ1
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sideA
あれから約4年の時が経った。
私は丸々1年掛かって公安のパソコンを全て作り終えることができた。
仕事が速くなったと沢山の人に感謝され、あろうことか裏理事官からも感謝の連絡が来たのは未だに忘れられない。
私としては、ああして直接力になることができて一安心である。
そんな中、私はつい3年前ほど前に二十歳を迎え、研二と陣平、伊達さんと共に初めてのお酒を煽った。
喉を通る苦味のあるビールの感触は感動ものだった。
どうやら私はそこそこお酒に強いらしい、最後の方は記憶がないけれど。
…それは弱いという事なのだろうか。
まあそんなことは置いておいて、いつか零さんと諸伏さんのお酒
＿＿＿＿バーボンとスコッチを呑んでみたいと思っている。
そして今日。
仕事もない日曜日、息抜きにショッピングでもしようと隣町の杯戸ショッピングモールに行って、今はその帰りの電車に揺られている。
今日までずっと仕事をするだけして、買い物と言ったら日用品くらいだったから、お金は十分にあって。
…友達がいない、と言ったらそこまでなのだが。
兎に角、服やら本やら欲しいものを買おうと心に決めて、その決心通り、私の両腕には自らの物欲に任せて手に入れた服や本たちがぶら下がっていた。
程よい電車の揺れと車窓から射し込む穏やかな陽の光に微睡んでいると、車内アナウンスが私の乗り換える駅に着いたことを告げる。
両腕にずっしりとした重さを感じながら、電車を降りてプラットホームを歩く。
どうやら乗った号車の位置が悪く、改札に向かう階段までかなりの距離があった。
『流石に買いすぎた…』
この後の急ぎの用事もないので、ただ足を右左と前に出してのろのろと進む。
＿＿＿＿＿…ジャーン。
『…？』
そこに、この場に相応しくない、弦楽器の音が耳に届いた。
気になって前へと進む歩調を少しだけ速める。
『あ、』
ベースを握っているのは中学生くらいの子供。
その後ろから支えるようにしている男の人と、側で立って見ているもう1人の男の人。
帽子から出ている、見覚えのありすぎる金髪。
ベースを教えている人は、きっとあの人で間違いない。
『…こんにちは、もろふ 「スコッチ、知り合いか？」
諸伏さん、と紡ごうとした口は、零さんの言葉によって塞がれた。
あろうことか鋭い眼光で睨まれた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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あすか(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (2022年3月23日 23時) (
レス) @page13 id: 6b7ef0d566 (このIDを非表示/違反報告)
なるせ(プロフ) - 紅月さん» とても素敵なコメントありがとうございます！！警察学校組との絆はしっかり表現したかったので、そう言ってもらえて本当に嬉しいです！引き続きよろしくお願いします！！ (2020年8月7日 17時) (レス) id: 1fac6c4e46 (このIDを非表示/違反報告)
紅月 - すごく面白いです！ホワイトハッカーてやっぱかっこいいですね！親友のような強い絆で繋がる警察学校組と夢主の関係が尊い…！ (2020年7月30日 23時) (レス) id: be796dbe9a (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - FBI！！！！www (2020年7月10日 18時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なるせ | 作成日時：2020年7月10日 18時
