【刀剣乱舞】その審神者、政府の基準なり【ブラック本丸】 (ページ34)

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んじゃ、いっちょやりますか！ページ34

厚side

A「歴史遡行軍が攻めてくるのはおよそ30分後です。それまで皆様は栄養補給や仮眠などご自由に動いて頂いて結構です。ですが、外にだけは出られることのないようにお願いします」

大将が念の為に外出禁止を言ったが
この状況で出る馬鹿なんていないだろ。

……いないよな？

駄目だここにいる審神者とか刀剣男士全員頭とち狂ってるだったｯ！！

今剣「はーい！しつもんです！」

元気よく手を挙げた今剣に少しの頭痛がした。

頼む、変なこと言うなよ……っ！

A「どうぞ」

今剣「せんとうちゅうはせいふのなかだったら
どこにいてもいいんですか？」

A「はい。問題ありません。
ですが1階のロビーは最悪占拠される場合がありますのであまり行かぬようにして下さい」

はぁ、良かった。まともな質問だった( ´ ω ` )

鯰尾「え、じゃあ馬糞投げ────あ、しませんすみませんごめんなさい」

俊足で謝った鯰尾。良くやった。
いややろうとしたことは駄目だけど

あんな般若3秒前の大将の顔みたらそりゃ謝るよな
うん。俺は謝る(体験談)

A「他にはありませんね？では各自自由にして下さい」

そう言って会議室を出ていった大将を追う。

厚「大将、これから何するんだ？」

A「え？えーと、……」

ちらっと目線を逸らした先にいるのは────

こんのすけ！！またお前かよ！！！災難だな本当に！！お疲れ！！(3回目)

こんのすけ「は、はて…装備の確認でしょうか？」

A「あ！そうそうそれ！いやー最近忘れっぽいわ〜」

いやいやいや！完全に棒読みだったよね。
今の確実に棒読みだったよね！！

大将さてはなんにも予定立ててなかったんだろ！

だからこんのすけに全部聞いて流れに任せてたんだろっ！

………振り回される身にもなってくれよ…(男泣き)

A「厚が頑張った兜もろもろ一式ちゃんと出来てるか確認しに行かなきゃね！」

ルンルルーンと今にも鼻歌歌いながらスキップしだしそうな大将を横目に俺はひたすら現実逃避をしていた。

ああ、なんて不幸なんだ……