【刀剣乱舞】その審神者、政府の基準なり【ブラック本丸】 (ページ29)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:18,720 hit

へ？ページ29

厚side

いや……うんうん、ん？

ちょっと待て(困惑)

聞き間違いか？

政府の結界強化なんて言ってないよな？

ん？

優香「皆様は戦闘には参加せず、
自分の安全を一番に考えて下さい」

そう言ってにっこりと微笑む大将。

は？

役人「いやいやいやいや！！！待って下さい！」

そうだ！言ってやれ！

役人「こんな大人数の食糧なんてないですよ！」

いや違うだろ！！

審神者長「………何故私達は
戦闘に参加しないのですか？」

今年の審神者長担当のえーとさ、寂樛(さみつき)？
が、代表して質問する。

そして無視される役人←

優香「ええ。皆様を危険な地に
連れていく訳には行きませんので」

あくまで淡々と答える大将だが
その瞳には優しさを浮かべていた。

雪花「納得出来ません！
A様一人でできる量の敵では無い筈です！」

雪花が周りの雰囲気に負けじと意見を述べる。

優香「その件については問題ありません。
私には本霊の皆様が着いていますから」

大将は俺達を一瞬見回して、
すぐに視線を戻した。

雪花「〜〜〜ッ！でも！」

雪花がそう言いかけた時、

バンッ！と盛大な音を立てて会議室の扉が
乱暴に開かれた。

神城「会議中失礼します、緊急事態です。

歴史遡行軍の人数が
想定の3倍以上なのを確認しました」

若干焦りながら神城は早口で話す。

すると、これはチャンスとばかりに
雪花が捲し立ててくる。

雪花「敵は不確定要素なんです！
何が起こるのか分からないんですよ！」

………こんな事言ってる雪花だが、
その顔は隠しきれない程緩んでいる。

…そんなに大将と話すの嬉しかったんだな←

優香「…分かりました。

ですが、一つ条件があります」

大将の言葉に皆が達が息を呑む。

優香「参加出来る刀剣男士は

経験値をカンスト済みに、
御守りを所持している者のみです」

大将の言葉に周りがざわめいた。