【刀剣乱舞】その審神者、政府の基準なり【ブラック本丸】 (ページ22)

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出来るのか… ページ22

厚side

急に聞こえてきた声に、思わず身体が強張る。

「なーに警戒してるの？厚」

俺はゆっくりと声のする方を振り返る。

「ほら、こっちにおいで？」

大将だった。

その横には俺と同じ顔と容姿の奴。

これが神城が言っていた本霊か。
と思うと同時に、一瞬空気が重くなった。

本厚「よお、俺。
どうだ、ちゃんと抜けられたか？」

本霊はそう愉快そうに笑うと
手に持っていた盃を傾けた。

A「今夜は月が満ちていて綺麗ね」

大将がそう言うと、
本霊と同じように盃を傾ける。

思わず動けずにいると、
大将がちょいちょいと手招きする。

A「いらっしゃい。
別に怒ってなんかいないから」

その言葉に俺は仕方なく大将の横に座る。

手に真新しい盃を渡されて、大将が酒を注ぐ。

俺は暫く注がれる酒を見ていたが、
空を見上げた。

夜中でも地面が照らせれている。

満月がどこか笑うように見ている気がした。

A「それじゃあ、乾杯〜」

大将を音頭によってこん、
と盃同士がぶつかる子気味いい音が響く。

暫くの間無言の時間が続き、
遠くからは盛大な笑い声が聞こえてくる。

そんな中、大将が口を開いた。

A「厚だけできたの？」

本霊に酒を注ぎながら聞いてくる。

厚「嗚呼。
薬研と行動してたらなんとなく駄目な気がしてな」

俺の言葉に大将は目を閉じ、
少し考える仕草をした。

A「んー、そっか。まあいいや！
それよりおかわりいる？」

大将が無理やり話をずらす。

まあそれに従ってしまう俺も
案外ちょろいらしい。

それから1時間ほど雑談をしたあと、
俺は短刀部屋で寝ることになり部屋に来ていた。

皆が寝静まったあと、厚は一人起きていた。

厚「(やけに静かだな…皆も呑気だし……。

まあ、いいか)」

厚は静かに眠りについた。

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こういうとこに伏線って貼りたくなりません？

まあそれは置いておいて←

一応最終回までの段取り(構成？)が出来たので
突っ走りますよヽ( ▼∀▼)ﾉﾌｫｰ!!

頑張って50話完結にしますが、
多分無理なんで←

後日談とか振り返りとか入れるかもです…((

では最終回まで頑張りましょ！