勢いよく閉めすぎですっ！ ページ7
Aside
〜それから２ヶ月程経った朝〜
(早いとか言ったら負けですよ(・∀・))
鶴丸「お、おい君。今、なんて言った？」
妙に息を荒らげる鶴丸。
A「ですから、
貴方達を他の本丸へ移すと……」
石切丸「しかし、」
A「どうしたんですか？
もともとそう言う約束でしたよね？
殺気が浄化出来たら他の本丸に渡す＿と」
鶴丸「だが、俺はッ！」
A「私に情が湧いた、とでも？
それはなりません。
私の本丸は特別です。
いつまでも居られるわけでもないのです。」
鶴丸「とにかく！
俺は、他の本丸になんか行かないからな！」
鶴丸殿はそういうと、
バンッと襖を勢いよく閉じて出ていった。
A「…………貴方はどうしますか？」
私はずっと黙っていた石切丸殿に声を掛ける。
石切丸「僕は
………僕も鶴丸さんと同じ考えかな。
君には悪いかもしれないけれど……」
そう言って何処か儚しげに微笑む石切丸。
A「…………」
石切丸「………主と、
呼ばせてはくれないかい？」
A「私と一緒にいると絶対に
後悔しますよ？」
石切丸「それは百も承知さ」
その言葉に漸く決心がついた私は＿＿＿
A「………分かりました。
改めて宜しくお願いしますね。石切丸」
私がそう言うと、石切丸の周りに桜が舞った。
石切丸「ありがとう」
石切丸はそう言うと、
その場を立って大広間の外へと出ていった。
あらかた鶴丸殿を呼びに行ったのだろう。
本来、
他の本丸へ移動して
自由に生きてもらいたいものだけれど、
本人の意思も大切にしてもらいたいとも思う。
こんな事を考えてしまう私こそ、
感情移入してしまったのかもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
34hitなので1話更新ですよ〜
いきなり真面目になってしまいましたね……
ま、何とかなりますってね(遠い目)
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のんのん(プロフ) - 傾国萌えのセネンさん» ご指摘有難うございます。分かりづらくて本当に申し訳ないのですが、優香は"態と"表記を変えております。誤解されやすい表記で申し訳ありません。理由は、後ほど(番外編で)明らかになっていく予定です。コメント有難う御座いました (2018年2月21日 21時) (
レス) id: 97f8702749 (このIDを非表示/違反報告)
傾国萌えのセネン - ページ１３で途中から名前が優香になっています。 (2018年2月20日 16時) (レス) id: e1547fa130 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - LEISさん» は、は、初コメ！！ありがとうございます！更新めっちゃ頑張ります！はい、単純です← し、失礼しました……。是非完結までお付き合い下さいな (2017年5月24日 18時) (レス) id: 7c16e0aa31 (このIDを非表示/違反報告)
LEIS - めっちゃおもしろい！！！！この作品完結するまで見る！！頑張ってください！！！！ (2017年5月24日 17時) (レス) id: bdc48586c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんのん | 作成日時：2017年5月5日 19時
