弟達の為にも…… ページ17
一期一振side
一期一振「へ？…え、あの、ちょっと待((」
困惑する私を無視して
部屋に飛び込む主殿。
確かこの部屋は、
隣に部屋が隣接していない個室だったはず…
何故か白く眩しい光に包まれた襖に
疑問を持ちながら、
遂に耐えきれずに瞼を閉じてしまった。
A「さて、これからどうしようか」
次に目を覚ました時に聞こえた言葉。
一期一振「ん……此処は？」
ゆっくりと目を開けると、
すぐ上主殿の顔があった。
A「ん？一期一振おは〜」
ん？すぐ上に！？
一期一振「な！？あ、主殿何してっ！」
つまり私は膝枕されていたのだった。
しかも周りを見渡す限り
此処は審神者部屋のようだ……
A「いやぁ〜布団敷くの面倒臭いし、
私じゃ運べないから膝の上でいっか(´▽｀)
てなってさ〜」
一期一振「い、いっか…？
主殿は危機感をもうちょっと…」
A「はいはい。そういうの良いから」
説教をしようとしたのを
無理やり止められてしまった。
一期一振「はぁ…。」
A「それで？君はどうするのかな？」
少し首を傾げて聞いてくる主殿。
一期一振「どうすると言われましても…」
確かこの審神者部屋は
主殿の一部に触れていないと出入り出来ない。
結界が張ってあるとか何とかで……
A「まぁ、
一期一振にはそこまで邪魔されてないし、
そのまま返してあげてもいいんだけれど」
どうする？と主殿が聞いてきた。
一期一振「(弟達の事もありますが
一刻も早く帰りたいとも……)」
一期一振「………一つ、
質問はよろしいですかな？」
A「ん、いいよ。答えられる範囲ならね」
一期一振「何故薬研と厚だけを
連れてゆくのですか？」
私の質問に少し考える素振りを見せて、
主殿は答えた。
A「私の最初の
初期短刀と鍛刀だからかな？」
何故か疑問形で返してくる主殿。
……其処がやはり引っかかる。
一期一振「本当ですか？」
A「うん」
一期一振「では何故薬研だけが
……主殿の真名を知っているので？」
私の言葉に目を見開く主殿。
A「一期一振は知っているの？」
一期一振「さて、どちらでしょう？」
わざと挑発的に言う。
果たして名乗ってくるだろうか……
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のんのん(プロフ) - 傾国萌えのセネンさん» ご指摘有難うございます。分かりづらくて本当に申し訳ないのですが、優香は"態と"表記を変えております。誤解されやすい表記で申し訳ありません。理由は、後ほど(番外編で)明らかになっていく予定です。コメント有難う御座いました (2018年2月21日 21時) (
レス) id: 97f8702749 (このIDを非表示/違反報告)
傾国萌えのセネン - ページ１３で途中から名前が優香になっています。 (2018年2月20日 16時) (レス) id: e1547fa130 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - LEISさん» は、は、初コメ！！ありがとうございます！更新めっちゃ頑張ります！はい、単純です← し、失礼しました……。是非完結までお付き合い下さいな (2017年5月24日 18時) (レス) id: 7c16e0aa31 (このIDを非表示/違反報告)
LEIS - めっちゃおもしろい！！！！この作品完結するまで見る！！頑張ってください！！！！ (2017年5月24日 17時) (レス) id: bdc48586c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんのん | 作成日時：2017年5月5日 19時
