2人だけの学級裁判、開廷 ページ10
「やぁやぁAさん。ゲームクリア、お疲れ様！」
「モノクマ……？」
ここは広く、狭い
暗い、暗い暗い空間だ。
ふと気づけばそんな空間に私は1人で立っていた。
「…どうして、今まで…私は倉庫に…」
今まで倉庫にいて
火事が起こり、そこに消火弾を投げ入れたはずだ。
凪斗を……凪斗を……
殺した…。私が…。
なのに今は、モノクマだけが見える、暗い空間にいる。
戸惑うAを見兼ねて、モノクマは笑った。
「キミは今も倉庫にいるんだよ！
時間だけを止めて、キミだけを、このプログラム内に入れただけなんだ！」
「プロ…グラム…？」
「そう。Aさんには、ここである選択をしてもらいたいのです！」
「選択…」
システムだの選択だの意味がわからない。
辺りをぐるりと見渡すが、出口らしいものは何も無い。
本当に一寸先は闇の空間なのだ。
「……」
逃げることを渋々諦めたAは、モノクマに向き直り問う。
「貴方の言うプログラムや選択って、なに？」
「興味を持って貰えたようで、ボクは嬉しいよ！
それでは、キミとボク、2人だけの学級裁判を始めます！」
モノクマがそういうのなら、そうなるように決まっている。
これがこの世界のルールなのだ。
Aは少し険しい顔をし、無言の承諾をした。
「それでは、Aさんに教えてあげましょう。
もうこれ2回目だし、ボクがちゃちゃっと説明しちゃうね！」
そしてモノクマは説明する。
忌々しい、新たなしがらみを。
「あのねぇAさん。この世界は、ゲームの中の世界なんだよ」
＿＿…え………？＿＿
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☆?(?ｖ?｡)(プロフ) - ええ〜！これからどうなるんだろう…皆と会えるのかな…？読んでて本当に楽しくて一気読みしてしまいました。更新待ってます！ (2023年1月6日 1時) (
レス) @page25 id: 55f21e1ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 凄く好きです！更新楽しみにしています。 (2022年6月10日 2時) (レス) id: db5b18e24f (このIDを非表示/違反報告)
枢戸(プロフ) - 粉雪さん» 暫く時間が空いてしまいましたがこれからまた毎日少しずつ更新していければなと思います。今日もありがとうございます。 (2021年5月7日 1時) (レス) id: 8715b54326 (このIDを非表示/違反報告)
粉雪(プロフ) - 更新お疲れ様です！そこで助けに入るのはまじでイケメンすぎる…次回の更新も待ってます (2021年5月7日 0時) (レス) id: 1b838ad70c (このIDを非表示/違反報告)
枢戸(プロフ) - らさん» Twitterにまで興味を持って頂けて嬉しかったです。ご縁があればTwitterで繋がれればと思います。 (2021年4月25日 9時) (レス) id: 8715b54326 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：枢戸 | 作成日時：2020年12月24日 0時
