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買い物を終え家に帰ると孝行さんがリビングで寛いでいた
『ただいまです』
｢ん、｣
相変わらず”おかえり”とは言ってくれない彼に呆れを切らし夕飯の準備をする
『何か食べたい物有りますか？』
｢ん〜……オムライス｣
『ふふ、分かりました』
子供見たいな物が好きなんだなぁ〜と思い張り切ってオムライスを作る。
『孝行さん出来ましたよ』
｢おん、今行く｣
相変わらずTVから目線を外さず無言で食べる彼，少し寂しいがこうやって彼と2人で食べる夢が1つ叶ったので良しとする事に。
『いよいよ明後日ですね』
｢そんなに楽しみなら今からでもええで?｣
『えっ？！流石にそれはホテルの人に迷惑でしょ？』
突然彼がとんでもない事を言うものだから食べていたオムライスを落としそうになってしまう。それを見てケラケラと笑う彼に少し恥ずかしさが込み上げてくる。
｢まぁ，準備しとか必要やし 冗談やで｣
彼の言う冗談は本気に聞こえてハラハラする
｢ご馳走様｣
『お口に会いましたか？』
｢まぁまぁやな｣
そう言う彼はまたTVに目線を戻した，彼がこれだけも興味を持つと言うことはそれだけ面白いTV番組なのだろうな。
昔の私なら彼と一緒に見ていただろうが今の私にはそんな事をする様な勇気が無かった。
そう言えば彼と結婚した初日は新婚気分でお互いとてもラブラブでデートも月に1回ほど行っていたのに何故それが今は全く無いのだろうか?彼の仕事が忙しくなったからなのか，それとも彼の気分でしなくなったのか，そんな不安になるような事馬鹿り考えながらお皿を洗う。
『孝行さん，質問良いですか？』
｢なんや、急に…別にええけど｣
少し嫌そうな顔をされたが私はそれを無視して更に続ける
『こう言うの聞かれるのは凄く嫌だと思うんですけど…なんで私と結婚しようと思ったんですか？』
付き合いたいと言ったのは私だが結婚したいと言ったのは彼からだった。学生時代の頃の私は嬉しさと驚きの余りにその場で泣いてしまった事を今でも良く覚えている。
｢なんや、今更そんな事聞くん?｣
『少し気になりまして…』
｢なんで結婚したかやったな｣
『はい』
彼の答えに息を飲む，
｢…なんとなくやな｣
『はい？』
予想外の返事に胸がズキッと締め付けられ胸が痛い，そんななんとなくと言う感覚で私と結婚しただなんて信じられない。もっとちゃんとした答えじゃ無いと納得出来ない
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らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» 有難うございます!!初めてランキング3位になれたのでめっちゃ嬉しくてもう主ボロ泣きです笑 (2023年4月22日 10時) (
レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - 完結おめでとうございます！！過去最高ランキング3位もおめでとうございます！ (2023年4月13日 4時) (レス) @page21 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» ホントですか？！有難う御座います!! (2023年4月9日 9時) (レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - めっちゃ面白いです〜！！！この先どうなっていくのかすごく楽しみです…！！！更新頑張ってください！ (2023年4月9日 8時) (レス) @page7 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2023年4月7日 23時
