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ゾムさんの家から職場に行きいつも通り仕事をしていると
昨日の夜ゾムさんに言われた事を思い出した。
『旅行…かぁ』
私の家は貧乏だった為学校の行事意外には旅行をした事が無い。その為，いい旅行先を全く知らないのだ。
『行先はコネシマさんに決めてもらうのが1番か』
そう考えまた仕事に集中する。
仕事が終わり家に帰ると玄関には
コネシマさんが倒れていた。
『…ん！？
こ、コネシマさん 大丈夫ですか？！救急車今呼びますんでちょっとそこで待っといて下さいね！！』
慌てて鞄から携帯を取り出し電話を掛けようとすると
突然コネシマさんが唸り始めた。
｢ゔっ…気持ち悪ッ｣
顔を真っ青にしフラフラ〜とした足取りで立とうとするコネシマさんの腕を肩に回し倒れないようにゆっくりとおこす
『だ、大丈夫ですか…?
吐きそうなら御手洗まで連れて行きますけど』
｢…1人でいけるからお前は座っとけ｣
引き離そうとする彼に必死に抵抗した。
『い、嫌です！人が苦しんでるのを目の前にして平気で座っていられる訳ないじゃないですか！！』
｢ええから座れ…1人で立てるし歩けるわ｣
『嫌だって言ってるじゃ無いですか…っ』
どれだけ言っても折れない私に呆れたのか何も言わなくなった。
無事コネシマさんを御手洗まで運び終えた。
『大丈夫ですか…?1人で吐けます？』
水を持って来たがまだ彼は吐けていない様子だ
『えっと…ちょっと大きく口開けたままにして下さいね』
お水をを置き コネシマさんの口の中に指を奥まで突っ込むすると勢い良く反吐を吐きもどした
｢お゛ぇ゛ッ｣
背中を優しくさすりながらもう一度吐かした。
｢もういける…スッキリしたわ｣
先程よりは顔色が良くなった様だった
『お水持ってきてるんですけど飲みます？』
｢おん…助かるわ｣
この様子だと今日は旅行の話を辞めた方が良いだろう。
｢すまんな…気持ち悪いやろ?｣
『へ？あぁ，気にしないで下さい 別に気持ち悪くないんで』
突然謝られるもんだから一瞬なんの事だか理解出来ず固まってしまった
｢あ、そう言えばお前昨日どこ行ってたん？
家おらんかったみたいやけど…｣
思い出した様に話す彼
特に心配をしている様子は見た感じ無く少し悲しい
『あぁ…昨日は仕事が長引いてしまって終電を逃しちゃったのでゾムさんの家の方に泊まらしてもらったんですよ』
コネシマさんは突然暗い顔をして私の肩をｶﾞｼﾂと掴んだ
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らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» 有難うございます!!初めてランキング3位になれたのでめっちゃ嬉しくてもう主ボロ泣きです笑 (2023年4月22日 10時) (
レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - 完結おめでとうございます！！過去最高ランキング3位もおめでとうございます！ (2023年4月13日 4時) (レス) @page21 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» ホントですか？！有難う御座います!! (2023年4月9日 9時) (レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - めっちゃ面白いです〜！！！この先どうなっていくのかすごく楽しみです…！！！更新頑張ってください！ (2023年4月9日 8時) (レス) @page7 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2023年4月7日 23時
