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なんとか取引成立は出来たのだが，予想していた通り
終電は逃していた。ここら辺のホテルは全て高いかと言ってタクシーで帰る訳にも行かない。
何故なら，コネシマさんに今日は帰れないと言ったからだ
過去に私が今日は多分帰れないと言って帰ってきた時恐くコネシマさんの友人が来ていてとても気まずい空気になったのだ。その日から言った言葉はきちんと守ろうと思い今に至る。
『この近くに知り合いの家あったかな…?』
メールから1人の男を見つけた。
『…確かこの辺に住んでた気がする』
過去に聞いた話を思い出して彼にメールを送るとすぐに既読が付き”泊まっても良いよ”と返事が返ってきた。少しした後にまたメールが来て”迎えに行くからそこで待って”だそうだ。なんて優しい人なんだろうな。
｢あ、おったおった｣
『こんな夜分にメールしてごめんなさいっ
ホントに感謝してます…!』
｢ええよ，それくらい シッマの嫁さんの頼みやしな｣
『コネシマさんの…嫁』
”うん”と返し私の表情が気になったのか
眉を寄せて聞いてきた。
｢どうしたん，シッマとなんかあったんか？｣
『何かあったとかじゃ無いんですけど
私たち結婚して結構日数たってるじゃないですか？
そろそろ手を繋いだりとかしたいなぁ〜って…』
｢…まだ手すら繋いだ事無いん？！｣
”手すら”繋いだことが無い事に驚きが隠せなかったようで
『ぞ、ゾムさん声が大きいです…っ！』
｢ご、ごめん… あ、そやここで話ずらかったよな?
続きは家に帰ってから聞くわ｣
そう言って車を走らせゾムさんの家についた
｢ご飯はもう食べとる？まだやったら作るけど…｣
『ご飯まで作って貰うなんて
申し訳ないですから大丈夫ですよ？！』
その時タイミングが悪く私のお腹が”ぐぅ〜”と鳴る。
お昼は会議が始まる前にお腹を壊してしまった為食べていない為朝のヨーグルトだけしかお腹に入っていない。
｢お腹は正直みたいやな｣
『…お恥ずかしい』
｢よし、作ったるからその間にお風呂でも入って来
服は俺が後で持って行ったるわ｣
『何から何までゾムさんに任せっきりで
ホント感謝でしか無いです…！』
｢Aちゃんなんか食べたい物とかってある?｣
『ん〜…お昼食べてないので
結構に腹持ちの良い物が良いですね』
｢ちゃんとご飯は食べや〜？｣
『あはは，分かってますよぉ』
そう言ってお風呂場に向かった。
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らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» 有難うございます!!初めてランキング3位になれたのでめっちゃ嬉しくてもう主ボロ泣きです笑 (2023年4月22日 10時) (
レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - 完結おめでとうございます！！過去最高ランキング3位もおめでとうございます！ (2023年4月13日 4時) (レス) @page21 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
らいちゃま*。(プロフ) - すいーさん» ホントですか？！有難う御座います!! (2023年4月9日 9時) (レス) id: bb93c66be6 (このIDを非表示/違反報告)
すいー - めっちゃ面白いです〜！！！この先どうなっていくのかすごく楽しみです…！！！更新頑張ってください！ (2023年4月9日 8時) (レス) @page7 id: 7621d5ed60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖 | 作成日時：2023年4月7日 23時
